順天堂大学医学部付属順天堂医院は、患者情報含むパソコンを医師が紛失したことを明らかにした。
同院によれば、2022年1月15日に医師が個人で所有しているパソコンを電車内に置き忘れて紛失したもの。パソコンには、患者55人の氏名、ID、疾患名、同意日などが保存されていた。端末のパスワードにくわえ、個人情報を含むファイルにも、2重のパスワードが設定されているという。
今回の問題を受け、同院では4月28日までに、対象となる患者に説明と謝罪の書面を送付した。また識別可能な状態で患者の個人情報を外部へ持ち出すことを制限しており、同医師に対して厳重注意を行ったという。