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SHODAN活用ガイド


SHODANの検索エンジンをプロのように使いこなすための、SHODANの検索フィルターやSHODANのドークを含む、個人的なSHODANチートシートを共有しています。これを使えば、簡単に目的の検索結果を得ることができます。

GoogleやBing、Yahooなどのコンテンツ検索エンジンとは大きく異なります。GoogleやBing、Yahooのようなコンテンツ検索エンジンは、ウェブページのデータをクロールして検索用のインデックスを作成するのに対し、Shodanはポートを照会して結果のバナーを取得し、検索用のインデックスを作成します。

あなたがサイバーセキュリティの分野にいるならば、Shodan検索エンジンについてよく知られているはずです。Shodanは、インターネット上の特定の種類のコンピューター(ルーター、ウェブカメラ、サーバーなど)を、さまざまなフィルターを使って見つけることができるIoT検索エンジンです。Shodanは、ターゲットの受動的な偵察や、測定ツールとして最適なリソースです。

https://shodan.io/ を開いて、このSHODANチートシートのコマンドを打ち込むだけです。

SHODAN活用ガイド

Server:

特定のサーバーヘッダーフラグを持つデバイスやサーバーを探すことができます。脆弱なサーバーを調査することができます。

server: "apache 2.2.3"

または、直接フラグを入れても検索できます。

apache 2.2.3


hostname:

世界中の特定のホスト名を持つデバイスを検索します。ホスト名とは、ネットワークに接続されている機器に付けられたラベルのことで、WWWなどの各種通信で機器を見分けるために使用されます。SHODANチートシートに含まれる複数のフィルターを使用して、検索結果を絞り込むことができます。

server: "apache" hostname:"google"


net:

IPアドレスまたは/x CIDRに基づいて、デバイスやマシンを検索します。このフィルターは、IPレンジや特定のIPアドレスとサブネットマスクの検索にも使用できます。

net:34.98.0.0/16


os:

オペレーティングシステムに基づいてデバイスを検索します。特定のOSを搭載しているデバイスをすべて見つけることができます。これは、侵入テスト担当者が、特定のオペレーティングシステムのフィルタを持つ脆弱なマシンを見つけるのに役立ちます。

os:"windows xp"


port:

開いているポートに基づいてデバイスを検索します。"port "フィルターは、特定のオープンポートを持つマシンを検索対象にすることができます。

proftpd port:21


city:

特定の都市のデバイスを検索します。例えば、ムンバイの都市のみに絞って検索したい場合は、以下のようになります。

city:"Mumbai"


country:

特定の国のデバイスを検索します。例えば、インドだけに絞って検索したい場合

country:"IN"


geo:

一定の半径内にある特定の経度と緯度による地理的座標を与えてデバイスを見つける。

geo:"48.1667,-100.1667"


before/after:

「after」と「before」のフィルターを使うと、特定の日付の後や前にデバイスを表示することができます。

使用できるフォーマットはdd/mm/yyyyです。

nginx before:13/04/2020 after:13/04/2018


has_screenshot:

このフィルターは、スクリーンショットが利用可能な結果のみを返します。

has_screenshot:true city:"George Town"


Wifi Passwords:

Shodanでは、無線LANの平文のパスワードを見つけることができます。

html:"def_wirelesspassword"


Surveillance Cams:

ユーザー名:admin、パスワード:passwordで監視カメラのデータを取得する

NETSurveillance uc-httpd


また、以下のコマンドを使用することもできます。

Android Webcam Server


Citrix:

Citrix Gatewayの検索を行います。

title:"citrix gateway"


Windows RDP Password:

ただし、セカンダリウィンドウズ認証を含む場合があります。

"\x03\x00\x00\x0b\x06\xd0\x00\x00\x124\x00"


Misconfigured WordPress Sites:

wp-config.phpにアクセスすると、データベースの認証情報が表示されます。

http.html:"* The wp-config.php creation script uses this file"

ワードプレスのメイン設定ファイルにアクセスし、設定ミスのサイトの認証情報やAUTH_KEYなどの機密情報を取得することができます。


Mongo DB servers:

mongo DBサーバの情報を提供するフィルタです。

"MongoDB Server Information" port:27017 -authentication


FTP servers allowing anonymous access:

完全なアノニマス・アクセスのためのデータを取得します。

"220" "230 Login successful." port:21


Jenkins:

すべてのJenkinsのための検索 制限のないダッシュボード

x-jenkins 200


Telnet Access:

telnetアクセスにパスワードが必要な機器を検索します。

port:23 console gateway


Etherium Miners:

ETHを実行しているマイナーを表示しています。

"ETH - Total speed"


screenshot.label:

セキュリティ設定がザルなWebカメラのスクリーンショットを表示

screenshot.label:ics country:"JP"


ssl:

サーバの証明書情報に指定したドメインが含まれているサーバを列挙

ssl:expedia.com

自組織のドメイン名が世界的にも珍しく、他企業との重複がない場合は TLD部分を省略すると、海外ドメインなども一気に検索が可能です。

例えば私が根に持っているOTAのexpedia.comは、ssl:expedia とすることで一気に検索を行うこともできます。

また、複数ドメインやホスト名を一気に検索したい場合は、以下のようにカンマで繋いで検索をすることもできます。

ssl:expedia.com,hafh.com,united.com

org:

IPアドレスの所有者情報に含まれる組織名をもとにサーバを列挙。

org:expedia



org検索を行うための組織名が不明な場合や他企業との重複が多い場合は、Facet検索を行い絞り込みを行う。

以下URLにアクセスし、左側の検索ボックスにssl:自社ドメイン または hostname:自社ドメインを検索すると、そのサーバがどのIPアドレス所有者のもとで稼働しているかが一覧で表示されます。

https://www.shodan.io/search/facet?query=ssl%3Aexpedia.com&facet=org

一覧中に、自組織名があれば、その文字列をコピーして org:を付加して検索。

自組織が所有権を持つIPアドレスが付与された資産を列挙することができます。



【セキュリティ事件簿#2024-349】攻撃代行の海外サイトを使って出版社にDDoS攻撃した25歳男が逮捕される

 

東京都内の出版社にサイバー攻撃の一種である「DDoS(ディードス)攻撃」を仕掛けたとして、警察庁サイバー特別捜査部は6日、大分市三佐3、配管工、赤坂篤洋容疑者(25)を電子計算機損壊等業務妨害容疑で逮捕した。

DDoS攻撃は、大量のデータを送ってシステム障害を起こさせる手法。赤坂容疑者はプログラム作成などの専門知識はなかったが、攻撃を代行する海外の有料サイトをネットで見つけ、千数百円程度で利用していたとみられる。

逮捕容疑は2022年3月17日、ウェブサイト「Bootyou(ブートユー)」を使い、都内の出版社のサーバーに2回にわたってDDoS攻撃をし、出版社のサイトを計約1時間半閲覧できない状態にして業務を妨害したとしている。

赤坂容疑者は容疑を認め、「ブートユーを使って他にもDDoS攻撃をした」と供述しているという。

警察庁によると、ブートユーは、欧州刑事警察機構(ユーロポール)などの国際共同捜査によって22年に閉鎖された。日本も23年9月に、この国際共同捜査に参画。外国の捜査機関から提供されたデータを警察庁が解析したところ、出版社の被害や赤坂容疑者の関与が浮上した。

警察庁直轄のサイバー特捜部の前身組織が22年4月に設置されて以降、国内で逮捕した容疑者は2人目。国際共同捜査をきっかけに国内の容疑者を摘発したのは初めてという。

出典:出版社にサイバー攻撃疑いで25歳を逮捕 攻撃代行の海外サイト使用か

ランサムウェアギャングが発表した被害組織リスト(2024年7月)

 

2024年7月のランサムウェア被害を受けた日系企業のリスト。

HOYA Corporation


組織名

HOYA株式会社

ランサムウエアギャング

hunters

関連事件簿

【セキュリティ事件簿#2024-123】HOYA株式会社 当社グループにおけるシステム障害について


www.kumagaigumi.co.jp


組織名

株式会社熊谷組

ランサムウエアギャング

ransomhub

その他




Daikin


組織名

ダイキン工業株式会社

ランサムウエアギャング

meow

その他



フィッシングサイトや偽サイトの注意喚起で載せるドメインについて

無課金おじさん

世の中には”例示用(掲載用)ドメイン”というものが存在する。

簡単に言うと、このドメインを例示用や掲載用に使って良いよ!ってもので、RFC(Request for Comments)で決められている。

https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No24/090.html

フィッシング詐欺やサポート詐欺、偽サイトについて注意喚起を行う方は覚えておいた方が良い。

◆例示用(掲載用)ドメイン

  • example.com
  • example.net
  • example.org
  • example.jp
  • example.co.jp
  • example.ne.jp
これらのドメインついてはRFC6761やRFC2606、JPRSが例示用ドメインとして規定している。




例示用(掲載用)IPアドレス

IPv4
  • 192.0.2.0/24(Test-Net-1)
  • 198.51.100.0/24(Test-Net-2)
  • 203.0.113.0/24(Test-Net-3)

IPv6

  • 2001:DB8 ::/32
上記のIPアドレスついてはRFC5737やRFC3849で例示用IPアドレスとして規定されている。





無料のデジタル・フォレンジック・ツール5選


デジタルフォレンジックは、サイバー攻撃の分析と対処において重要な役割を果たし、インシデントレスポンスの重要な要素です。さらに、デジタル・フォレンジックは、攻撃後の監査人、法務チーム、法執行機関にとって重要な情報を提供します。

多くの最先端のデジタル・フォレンジック・ツールが市場に出回っていますが、それらを購入する余裕がない人のために、ここでは、始めるのに最適な無料のソリューションのリストを紹介します。

Autopsy


Autopsyは、法執行機関、軍関係者、企業調査員がコンピュータ上の活動を調査し理解するために広く採用されているデジタル・フォレンジック・プラットフォームです。Autopsyはクロスプラットフォームとして設計されていますが、最新バージョンはWindows上でのみ完全な機能を持ち、テストされています。

bulk_extractor

bulk_extractorは、デジタル・フォレンジック分析のための高速ツールです。ディスクイメージ、ファイル、ディレクトリなどの様々な入力をスキャンし、電子メールアドレス、クレジットカード番号、JPEG画像、JSONフラグメントなどの整理された情報を抽出します。これは、ファイルシステムやその構造を解析する必要なく実現されます。抽出されたデータはテキストファイルに保存され、検査、検索、またはさらなるフォレンジック調査の入力として利用することができます。

NetworkMiner


オープンソースのネットワーク・フォレンジック・ツールであるNetworkMinerは、PCAPファイルにキャプチャされたネットワーク・トラフィックからファイル、画像、電子メール、パスワードなどのアーティファクトを抽出することに特化しています。さらに、ネットワーク・インターフェイスをスニッフィングすることで、ライブ・ネットワーク・トラフィックをキャプチャすることもできます。

Velociraptor


Velociraptorは、エンドポイントのアクティビティに対する洞察力を向上させるために設計された、洗練されたデジタル・フォレンジックおよびインシデント対応ツールです。数個のボタンを押すだけで、エンドポイント全体で同時に、デジタル・フォレンジック証拠の標的型収集を迅速かつ正確に実行します。

WinHex

WinHexは、コンピュータフォレンジック、データ復旧、低レベルデータ処理、ITセキュリティの分野で特に役立つ多機能な16進エディタです。様々な種類のファイルを検査・修正したり、削除されたファイルを復元したり、ファイルシステムが損傷したハードドライブやデジタルカメラカードから失われたデータを取り戻すことができます。

C国が対外工作で作成しているウェブサイト

pooh

ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカなど約30カ国で現地の報道機関を装いながら、C国内から運営されているウェブサイトが123見つかりました。これらのサイトは親北京の偽情報を展開することで世論工作を狙っています。

背景

2023年10月、イタリアの新聞『Il Foglio』は、イタリアの読者向けにニュースを装う6つのウェブサイトが、イタリア国内に実在する報道機関とは無関係であることを暴露する記事を掲載しました。Il Foglioの調査によると、これらのウェブサイトは、国内で活動する情報機関に法的に義務付けられている登録がなされていないことが確認されました。

Il Foglioは、コンテンツ分析と6つのドメインがC国の企業であるTencent Computer Systems Inc.が所有するIPアドレスに紐づくことから、このネットワークはC国が運営している可能性があると主張しています。イタリアの新聞はまた、6つのウェブサイトにリンクされたより広範なウェブサイトの存在を示唆しました。

広がるC国工作サイトのネットワーク


イタリアの新聞『Il Foglio』により特定された6つのドメインは以下の通りです。
  • italiafinanziarie[.]com
  • napolimoney[.]com
  • romajournal[.]org
  • torinohuman[.]com
  • milanomodaweekly[.]com
  • veneziapost[.]com
上記に紐づくIPは以下の通りでした。

IPOWNED BYFIRST SEENLAST SEEN
3.12.149[.]243Amazon Web Services (AWS)2021-08-142023-07-06
162.62.225[.]65Tencent Computer Systems Company Limited, Shenzhen2023-07-072023-07-08
43.157.63[.]199Tencent Computer Systems Company Limited, Shenzhen2023-07-092023-10-28
(date of the last check)

そして、上記IPに紐づくドメインは100以上ありました。

工作サイトの内容

特定されたウェブサイトはすべてほぼ同じメニューを持っており、典型的なものとして、まずターゲット先の言語で翻訳されており、政治、経済、文化、時事、スポーツネタを取り扱っている。

実際に投稿されているコンテンツは、対象国の地元メディアからスクラップして再投稿したものやプレスリリースが中心となり、時折C国メディアの記事や匿名の偽情報コンテンツが混在する。

また、コンテンツは複数のウェブサイトに同時にクロスポストされていることが観察された。

ターゲットとされている国は以下の通りで日本も含まれる。


日本で展開する工作サイトのドメイン

工作サイトは100を超える数が世界で展開されており、日本では以下の15ドメインで工作が行われている。

  • dy-press[.]com (DYP東海通信社)
  • fujiyamatimes[.]com (富士山時刻)
  • fukuitoday[.]com (今日の福井)
  • fukuoka-ken[.]com (福岡エクスプレス)
  • ginzadaily[.]com(銀座デイリー, 銀座新聞)
  • kanagawa-ken[.]co (神奈川新聞)
  • hokkaidotr[.]com  (北海道トラベルネット)
  • meiji-mura[.]com (明治発展日報)
  • nihondaily[.]com (霓虹にほん)
  • nikkonews[.]com (日光新聞)
  • saitama-ken[.]com (埼玉ネット)
  • sendaishimbun[.]com (仙台ニュース)
  • tokushima-ken[.]com (徳島オンライン)
  • tokyobuilder[.]com (东京ビルダーズ)
  • yamatocore[.]com (邪马台内陆部)

【KALI LINUX】 John the Ripper ~パスワードクラッカー~


今日は「John the Ripper」を紹介したいと思います。

John the Ripperはオープンソースのパスワードクラッカーで、複数のアルゴリズムを使ってパスワードをブルートフォースすることができます。様々な種類のドキュメントやアーカイブのパスワードを解除したり、様々なリソースのシンプルなユーザーパスワードを解除することができます。Johnの欠点は、ハッシュをクラックすることしかできないことです。つまり、暗号化されたファイルを直接扱うことはできません。例えばオフィス文書を開き、そこにパスワードを入力するようなことはできません。

以下の例では、JohnがすでにインストールされているKali Linuxを使って説明します。インストールは以下のコマンドで行えます。

# sudo apt install john -y

例として、暗号化されたアーカイブのパスワードをクラックする方法を見てみましょう。

ハッシュ値の抽出

まず、問題のファイルのハッシュを計算(抽出)する必要があります。zip2johnと呼ばれる補助ユーティリティーを使います。

ここで、アーカイブがあるフォルダに移動します。

# cd (ファイルパス)

zip2johnを実行し、結果(抽出したハッシュ)をTest.txtという同じフォルダに保存します。

# zip2john Test.zip > Text.txt

異なるファイル形式からハッシュを抽出する場合は、補助ユーティリティの名称が変わります。いくつか例を挙げてみましょう。

rarファイルからハッシュを抽出する場合。

# rar2john Test.rar > Text.txt

7zアーカイブからハッシュを抽出する場合。

# 7z2john.pl '/mnt/disk_d/Arch/from_kali.7z'

MS Word 2019ファイルからハッシュを抽出する場合。

# office2john.py '/mnt/disk_d/Share/Secret.docx' 2>/dev/null

Wi-Fiハッキングのためのハンドシェイクからハッシュを抽出する場合。

# wpapcap2john ~/RT-725140.pcap

キャプチャしたネットワークトラフィックからVNCハンドシェイクのハッシュを抽出する場合。

# vncpcap2john '/home/mial/VNC.pcapng'

SSHキーのハッシュを抽出する場合。

# ssh2john id_rsa > Text.txt

この抽出したText.txtファイルに対して、johnコマンドで解析を進めます。

ランニング

最も頻繁に使われるオプションとしては、--mask(パスワードを生成するためのマスク)と--wordlist(辞書ファイルの指定)が挙げられます。

辞書ファイルを用いた解析を行うには、辞書が必要です。Kali Linuxにはseclistsと呼ばれるパッケージが用意されているのでインストールします。

# sudo apt install seclists -y

/usr/share/seclists/ 配下にファイルが展開されます。

辞書攻撃を行うには、次のようなコマンドを実行します。
john --wordlist=(辞書ファイル)

辞書として、/usr/share/seclists/Passwords/rockyou.txtファイルを使う場合、コマンドは以下のようになります。

john --wordlist=/usr/share/seclists/Passwords/rockyou.txt Text.txt

実行結果の例は以下となり、pass123がパスワードであることが分かります。

# sudo john --wordlist=/usr/share/seclists/Passwords/rockyou.txt Text.txt
Using default input encoding: UTF-8
Loaded 1 password hash (PKZIP [32/64])
Will run 8 OpenMP threads
Press 'q' or Ctrl-C to abort, almost any other key for status
pass123          (secure_1605054835063.zip/zippy/flag.txt)
1g 0:00:00:00 DONE (2024-07-26 21:44) 8.333g/s 136533p/s 136533c/s 136533C/s 123456..christal
Use the "--show" option to display all of the cracked passwords reliably
Session completed.

マスク攻撃を行うには、次のような形式のコマンドを使用します。

./john --mask=(マスクハッシュ)

例えば、こんな感じです。

./john --mask='?d?d?d?d?d?d' Text.txt

マスク別にパスワードを把握するためのちょっとしたメモをご紹介します。

Static Characters.
Ranges in the syntax [aouei] or [a-z]. Or both, [0-9abcdef] is the same as [0-9a-f].
Fillers that are just an abbreviated form for ranges, such as ?l, which is 100% equivalent to [a-z].
?l is lowercase ASCII letters
?u are ASCII uppercase letters.
?d are numbers
?s are special characters (all printable ASCII characters except those included in ?l, ?u, or ?d)
?a is full "printable" ASCII. Note that for formats that are not case-sensitive (e.g., LM), this designation includes only lowercase characters, which significantly reduces the key space (the number of possible password candidates), but still covers all possible variants available for a given hash type.
?B is all 8-bit (0x80-0xff)
?b is all (0x01-0xff) (the NULL character is currently not supported by the kernel).
?h are lowercase hexadecimal digits (0-9, a-f)
?H are upper case HEX digits (0-9, A-F)
?L are lowercase, non-ASCII letters
?U are uppercase letters, non-ASCII
?D are "numbers", non-ASCII
?S is for non-ASCII "special characters"
?A is all valid characters in the current code page (including ASCII). Note that for formats that do not recognize case (e.g. LM), this includes only lowercase characters, which greatly reduces the number of password candidates without compromising cracking.
Fillers that are user-defined, so we can, for example, set the value to ?1 and assign it a value, such as [?u?l]. In Hashcat, this is called "user-defined character sets".
?1 .. ?9 is a user-defined placeholder 1 . 9
Fillers for hybrid mask mode:
?w is in Hybrid Mask Mode denotes the source word created by the parent mode.
?W is like ?w except that the source word is case-sensitive (so PassWord becomes PASSWORD).

今回は、John the Ripperの用途の一つをざっと見てみましたが、決してそれだけではありません。

LinuxでJohnを使えない場合は、開発者が気を利かせて、WindowsやMacOSで使える可能性を加えてくれましたが、これはお勧めできません。興味のある方は、インターネット上にたくさんのガイドや記事があります。

以上、ここから先は誠意を持って対応してください この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

出典:Брутфорс - John the Ripper

出典:John The Ripper


あなたもサイバーセキュリティ分野の投資家に!オススメETFの紹介


世界のサイバー犯罪被害額は2025年には年間10.5兆米ドルに達すると予測しています。

サイバー犯罪に対抗するため、2021年から2025年までの5年間で、世界はサイバーセキュリティ製品とサービスに累計で約1兆7500億米ドルを支出すると推定しています。

ベンチャーキャピタルは過去5年間、サイバーセキュリティの新興企業や新興プレーヤーに毎年数十億ドルを投入してきました。あなたもサイバーセキュリティの分野に投資したいですか?ETFを使えばベンチャーキャピタルだけでなく、一般の投資家も投資を行うことができます。

ETFは資産の集合体であり、多くの場合、株式、債券、またはその2つの混合物です。一つのETFが数十、時には数百の銘柄を保有していることもあります。そのため、投資家はETFを1株所有することで、ファンドが保有するすべての株式(またはその他の資産)の間接的な株式を所有することができます。これは、株式のコレクションを購入する素晴らしい方法です。

今回はサイバーセキュリティ関連ETFを紹介します。

ETFMG Prime Cyber Security ETF (ETFMG: HACK)

Nasdaq・ISEサイバーセキュリティ・セレクト・インデックス(HXRXL)に連動する投資成果を目指す。ハードウェア・ソフトウェア・サービスを含むサイバーセキュリティソリューションを提供する企業で構成。

First Trust NASDAQ Cybersecurity ETF (NASDAQ: CIBR)

ナスダックCTAサイバーセキュリティ・インデックス(NQCYBRT)の価格および利回りと同等の投資成果を目指す。データの完全性やネットワーク運用を保護するセキュリティプロトコルの構築・実装・管理に取り組む企業で構成。

Global X Cybersecurity ETF (BUG) (NASDAQ: BUG)

Indxx・サイバーセキュリティ・インデックス(IBUGT)の価格および利回りと同等の投資成果を目指す。システム、ネットワークへの侵入や攻撃を防止するセキュリティ・プログラムの開発と管理を主な業務とする企業など、サイバーセキュリティ・テクノロジーの需要拡大から利益を得る可能性がある企業で構成。

Global X Defense Tech ETF (NASDAQ: SHLD)

防衛技術セクターに焦点を当てた上場投資信託(ETF)です。主に軍事技術、サイバーセキュリティ、宇宙技術などに関連する企業の株式を組み入れています。このETFは、国防関連の成長分野に投資することで、リスク分散を図りながら長期的な資本成長を目指します。

Horizons GX Cybersecurity Index ETF (TSE: HBUG)

サイバーセキュリティ分野に特化したカナダの上場投資信託(ETF)です。主に、サイバーセキュリティソリューションや技術を提供する企業の株式を組み入れています。このETFは、サイバー攻撃やデータ漏洩のリスクが高まる中で、関連企業の成長を捉えることを目指しています。

IShares Digital Security UCITIS ETF (LSE: LOCK)

デジタルセキュリティ分野に特化した上場投資信託(ETF)です。主に、サイバーセキュリティ、デジタルプライバシー、インターネットセキュリティソリューションを提供する企業の株式を組み入れています。このETFは、情報セキュリティの重要性が増す中で、関連企業の成長機会を捉えることを目指しています。

IShares Trust Cybersecurity and Tech ETF (NYSE: IHAK)

NYSEファクトセット・グローバル・サイバーセキュリティ・インデックス(NYFSSECN)と同等の投資成果を目指す。サイバーセキュリティとテクノロジーに関わる先進国および新興国の企業で構成。

ProShares Ultra Nasdaq Cybersecurity (NASDAQ: UCYB)

Nasdaq CTA・サイバーセキュリティ・インデックス(NQCYBR)の運用実績の2倍(200%)となる日次投資結果を目指す。

Technology Select Sector SPDR Fund (NASDAQ: XLK)

テクノロジー・セレクト・セクター・インデックス(IXTTR)に連動する投資成果を目指す。ソフトウェア、コンピュータ・周辺機器、半導体などの業種に分類される企業に対する対象を絞った投資を行う。

Themes ETF Trust Themes Cybersecurity ETF (NASDAQ: SPAM)

主に、サイバーセキュリティ技術やサービスを提供する企業の株式を組み入れています。このETFは、増加するサイバー脅威に対抗するための技術革新や市場拡大に着目し、投資家にとってリスク分散と成長機会を提供します。

WisdomTree Cybersecurity FUND (NASDAQ: WCBR)

ウィズダムツリー・Team8・サイバーセキュリティ・インデックス(WTCBR)に連動する投資成果を目指す。インデックスの資格要件を満たすサイバーセキュリティ指向の製品の提供に主に携わる企業で構成。

XTrackers Cybersecurity Select Equity ETF (NASDAQ: PSWD)

主に、サイバーセキュリティソリューションや技術を提供する企業の株式を組み入れています。このETFは、サイバー攻撃やデータ漏洩のリスクが高まる中で、関連企業の成長を捉えることを目指しています。


これらのETFは国内証券会社の米国株口座では扱っていない可能性が高く、海外証券会社(IB証券、SAXOバンク証券、etc)の口座を開設して買い付ける必要があります。

OSINTニュース_v20240715

 

2024年7月13日、ペンシルベニア州バトラーで元アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ氏が銃撃されました。容疑者はトーマス・マシュー・クルックスと特定され、シークレットサービスによって射殺されました。幸い、トランプ氏は軽傷で済んでおり、大事に至らなかったことに安心しています。

今回のラインナップは以下の通り。

  • Google Cache以外のブラウザキャッシュアクセスの方法(拡張プラグイン:web-archives)
  • アカウントなしでのインスタグラムアクセス

  • Brad's Batch of Bookmarks
  • Extensity


Google Cache以外のブラウザキャッシュアクセスの方法(拡張プラグイン:web-archives)

Micah Hofmannは、Bing、Yandex、そして古き良きYahoo!のように、キャッシュウェブサイトを見つけることができる他の場所について、Xでいくつかの確かなヒントを共有した。 つまり、十分な選択肢が残っており、物事を簡単にするために、アーカイブされたページやキャッシュされたページを見つけるのに役立つ便利な拡張機能もある。各プラットフォームが何を提供しているかを理解するために、それぞれのウェブサイトをよく読んでください。


アカウントなしでのインスタグラムアクセス

2019年末にインスタグラムは、公開されているプロフィールやオープンなプロフィールを見るににログインを強要するようになりました。OSINTでインスタグラムにアクセスする必要がある人でもプライベートでインスタグラムのアカウントを持っているわけではありません。というわけで、アカウントなしでコンテンツをダウンロードするのに役立つサードパーティのウェブサイトがあることを知っておくと、とても役に立ちます。そこで最近、匿名のブラウジングを提供するオンラインウェブサイトをいくつか紹介します。

https://imginn.com

Posts / Stories / Highlights / Tagged


https://www.pixwox.com

Posts / Highlights / Tagged / IGTV


https://instanavigation.com

Stories / Highlights / Posts


https://indownloader.app

Photos / Videos / Profile / Reels / Avatar


https://igram.world

Stories / Highlights / Posts


https://dumpoir.com

Posts / Stories


https://inflact.com

Profile analyzer / User search / Stories / Posts


https://www.picuki.com

Posts / Highlights / Tagged

Brad's Batch of Bookmarks

Brad Snyder'sのLinktreeページを発見した。それは素晴らしいリンクで構成された小さな宝石だと言わざるを得ない!彼は、コミュニティへのリンク、1日または1ヶ月ごとの定期的なアイテム、論文や書籍のリスト、イベントマップ、OSINTのRSSフィード(このブログ以外)をたくさん持っている!是非チェックしてみてください!


Linktree: https://linktr.ee/snyde21

RSS feed: https://start.me/p/aLgwg8/osint

Event Maps: https://start.me/p/Nx08Xp/event-maps

Recurring news: https://start.me/p/DPknkY/reports

Extensity

研究用の新しい仮想マシンを構築するために使用するリソースを集めているときに、Sergio Kaszczyszynによる「Extensity」という非常に気の利いた小さな拡張機能を偶然見つけました。

このChrome拡張機能を使うと、1つまたは複数の拡張機能を素早くオン・オフすることができ、事前に設定されたプロファイルを使うことができます。これにより、拡張機能のサブセットのみを有効にすることが非常に簡単になり、フィンガープリントされにくくなります。

見つけた別の拡張機能は、Extension Manager(ChromeストアID:gjldcdngmdknpinoemndlidpcabkggco)というもので、訪問しているURLに基づいて拡張機能のセットを設定することもできます。


出典:Week in OSINT #2024-06

出典:Week in OSINT #2024-10

出典:Week in OSINT #2024-15

出典:Week in OSINT #2024-16

セキュリティ関連資格チャート表(vol2)

Security Certification Roadmap

 以前、コチラでセキュリティ関連資格のチャート表を紹介したが、別のセキュリティ関連資格のチャート表を発見したので紹介したい。

pauljerimy.com

日本でセキュリティ関連資格というと、情報処理安全確保支援士がもっとも有名で、マネジメント系でISACAやISC2の資格を見聞きする。エンジニア系だとCISCOやSANSの資格といったところだろうか。

ところが、世界には370を超えるセキュリティ関連資格が存在する。

セキュリティ関連資格をグローバルな視点で見ると、情報処理安全確保支援士は日本国内限定のローカル資格となり、この表には入ってこない。

表の縦軸は成熟度を表していて、上に行くほどレベルが上がるということを指していると思う。

横軸は資格のカテゴリを分類していて、左から下記のようになっている

・Communication and Network Security

・IAM

・Security Archtecture and Engineering

 -Cloud/SysOps

 -*nix

 -ICS/IoT

・Asset Security

・Security and Risk Management

 -GRC

・Security Assesment and Testing

・Software Security

・Security Operations

 -Forensics

 -Incident Handling

 -Penetration Testing

 -Exploitation

さすがに海外はこういった整理や分担の考え方が進んでいる。

ちなみに、先日とあるセミナーにて、事業会社におけるセキュリティ人材育成の話を聞いてきた。

セキュリティ関連の資格は、それを持っているだけで、セキュリティベンダーやコンサルでは活躍できるが、事業会社では不足になる。

事業会社でセキュリティ担当としていくには大きく下記3ステップが必要になる。

Step1:基礎知識(業務知識/事業会社のお作法)の習得

-中途で来るベンダー上がりやコンサル上りは特に不足。ここをすっ飛ばして前職での専門知識や経験を発揮しようとして浮いてしまうケースも。

-自社育成の場合、該当する資格としては、IPAの情報セキュリティマネジメント試験辺りが該当する 

Step2:専門スキルの習得

-リスク分析、情報セキュリティ理論、ネットワークや暗号技術等の専門知識等、ベンダー上がりやコンサル上りが特に強い領域。Step1をクリアしたベンダー/コンサル出身者はここから本領発揮。 

-自社育成の場合、該当する資格としては、IPAの情報処理安全確保支援士辺りが該当する 

Step3:応用スキルの習得

-組織のセキュリティプログラム策定と管理、個別事象への対応。Step1、Step2での経験に加えて、実業務を通じての経験値アップ。

-該当する資格としては、ISACAのCISAやCISM、ISC2のCISSP辺りが該当か

バグバウンティで使えるおすすめのブラウザ拡張機能


今回は、バグバウンティ活動もサポートし、脆弱性の発見を効率化するためのおすすめのブラウザ拡張機能を10個ご紹介します。各拡張機能の特長や使い方、具体的な利用シーンについて詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

Wappalyzer



Wappalyzerは、ウェブサイトが使用している技術を簡単に特定できる強力なブラウザ拡張機能です。このツールを使えば、サイトが利用しているコンテンツ管理システム(CMS)、Eコマースプラットフォーム、サーバーソフトウェア、JavaScriptフレームワーク、アナリティクスツールなど、さまざまな技術スタックを瞬時に把握することができます。

特長

  • 多岐にわたるテクノロジーの検出:Wappalyzerは数百種類以上のテクノロジーを識別することができ、サイトの詳細なプロファイルを提供します。

  • リアルタイム分析:ウェブページにアクセスするたびに、Wappalyzerがそのページを自動的に分析して表示します。

  • 使いやすさ:インストールしてブラウザのツールバーにアイコンを追加するだけで、簡単に利用できます。

利用シーン

Wappalyzerは特定のテクノロジーに関連する脆弱性を探す際に非常に役立ちます。例えば、特定のCMSやフレームワークに既知の脆弱性がある場合、そのプロダクトを使用しているサイトを迅速に特定し、効率的に脆弱性を検証することができます。また、新しいターゲットサイトのプロダクトスタックを迅速に把握することで、どのような攻撃手法が効果的かを判断する助けにもなります。

Shodan


Shodanは、インターネット上に接続されたデバイスやサービスを検索するための強力なツールです。このブラウザ拡張機能を利用すると、訪問しているウェブサイトやネットワークの情報を簡単に取得でき、潜在的な脆弱性を特定する手助けをしてくれます。

特長

  • デバイスの検出:Shodanは、ウェブカメラ、ルーター、サーバー、プリンター、さらには産業制御システムなど、さまざまなインターネット接続デバイスを検出できます。

  • 詳細なメタデータの表示:IPアドレス、ホスト名、オープンポート、サービス、バナー情報など、ターゲットの詳細なメタデータを表示します。

  • リアルタイム情報:アクセスしているウェブサイトやデバイスの情報をリアルタイムで取得し、潜在的な脆弱性を迅速に特定できます。

利用シーン

Shodanはバグバウンティの活動において、特に以下のようなシーンで役立ちます。

  • ネットワークスキャン:特定のネットワークセグメント内のすべてのデバイスをスキャンし、オープンポートや公開されているサービスを確認することで、攻撃のエントリーポイントを見つけることができます。

  • 脆弱性の特定:既知の脆弱性を持つデバイスやサービスを特定し、検証を行います。例えば、Shodanは特定のソフトウェアバージョンや設定の問題を持つデバイスをリストアップすることができます。

  • インテリジェンスの収集:攻撃対象の技術インフラやセキュリティレベルについてのインテリジェンスを収集し、効果的な攻撃シナリオを構築するための情報を提供します。

Retire.js



Retire.jsは、JavaScriptライブラリに含まれる既知の脆弱性を検出するためのブラウザ拡張機能です。ウェブアプリケーションが使用しているJavaScriptライブラリのバージョンを特定し、そのバージョンに存在する既知の脆弱性を簡単に確認できます。

特長

  • 既知の脆弱性の検出:Retire.jsは、脆弱なJavaScriptライブラリのバージョンを検出し、詳細な脆弱性情報を提供します。

  • リアルタイム解析:ウェブページを読み込む際にリアルタイムで解析し、脆弱なライブラリが使用されている場合に通知します。

  • 詳細なレポート:検出された脆弱性について、CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)番号や脆弱性の詳細な説明を含むレポートを生成します。

利用シーン

Retire.jsは、以下のようなバグバウンティのシナリオで特に役立ちます。

  • ライブラリの検証:ターゲットウェブサイトが使用しているJavaScriptライブラリのバージョンを確認し、既知の脆弱性が存在するかどうかを検証します。特に、古いバージョンのライブラリを使用している場合、その脆弱性を突く可能性があります。

  • 脆弱性の特定:サイトが依存しているサードパーティのJavaScriptライブラリに既知の脆弱性があるかを確認することができます。

  • セキュリティ評価:ウェブアプリケーションのセキュリティ評価を行う際に、使用されているJavaScriptライブラリの安全性を確認し、改善提案を行うための情報を提供します。

Hackbar



Hackbarは、ウェブアプリケーションのテストや脆弱性の発見をサポートします。このツールは、URLやパラメータの操作を簡単に行えるインターフェースを提供し、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング(XSS)、リモートファイルインクルージョン(RFI)などの攻撃をシミュレートすることができます。

HackbarはブラウザのDeveloper tools (F12押下で出てくるやつ)内にある”HackBar tab”内で活用します。

特長

  • URLエンコーディングとデコーディング:Hackbarは、URLエンコーディングやデコーディングをワンクリックで行える機能を提供し、特殊文字やエスケープシーケンスを簡単に操作できます。

  • パラメータの操作:リクエストパラメータの編集や挿入を迅速に行うことができ、SQLインジェクションやXSSなどのテストを効率的に実施できます。

  • リクエストの再送信:修正したリクエストをすぐに再送信できるため、テストの効率が向上します。

  • カスタマイズ可能なペイロード:頻繁に使用するペイロードを保存し、必要に応じてすぐに挿入できる機能を提供します。

利用シーン

Hackbarは、バグバウンティ活動において以下のようなシナリオで特に役立ちます。

  • SQLインジェクションのテスト:URLやパラメータにSQLインジェクションのペイロードを挿入し、サーバーの応答を確認することで、脆弱性の有無を検証します。

  • クロスサイトスクリプティング(XSS)のテスト:入力フィールドやURLパラメータにXSSペイロードを挿入し、スクリプトの実行可否を確認します。

  • リモートファイルインクルージョン(RFI)のテスト:URLやパラメータにRFIペイロードを挿入し、外部ファイルの読み込みが可能かどうかをテストします。

  • ペネトレーションテストの迅速化:リクエストの再送信やペイロードのカスタマイズ機能を活用し、効率的に脆弱性の発見と報告を行います。

Mitaka



Mitakaは、オンラインリソースを迅速に調査し、脅威情報を収集するためのブラウザ拡張機能です。このツールは、IPアドレス、ドメイン、URL、ハッシュなどのデータをさまざまな脅威インテリジェンスプラットフォームやOSINT(オープンソースインテリジェンス)ツールを通じて検索し、詳細な情報を提供します。

特長

  • 複数のインテリジェンスソース:Mitakaは、VirusTotal、Shodan、Censys、AbuseIPDBなどの複数の脅威インテリジェンスプラットフォームと統合されており、一度の検索で広範な情報を取得できます。

  • 多機能な検索:IPアドレス、ドメイン、URL、ファイルハッシュ(MD5、SHA-1、SHA-256)など、さまざまなタイプのデータを検索対象とすることができます。

  • カスタマイズ可能:設定をカスタマイズすることで、自分がよく利用するインテリジェンスソースを優先的に表示させることができます。

利用シーン

Mitakaは、バグバウンティやセキュリティ調査のさまざまな場面で役立ちます。

  • 脆弱性調査:特定のIPアドレスやドメインに関連する脅威情報を収集し、既知の脆弱性や過去の攻撃履歴を確認できます。

  • マルウェア分析:疑わしいURLやファイルハッシュを検索し、マルウェアの存在やその詳細な情報を調査します。

  • インシデント対応:セキュリティインシデント発生時に、関連するIPアドレスやドメインの詳細情報を迅速に収集し、対応策を講じます。

  • 情報収集とレポート作成:バグバウンティの報告書作成時に、対象の技術的背景やリスクを詳細に記述するための情報を収集します。

Trufflehog



Trufflehogは、ソースコードリポジトリやプロジェクトファイル内に存在する機密情報(シークレット)を検出するためのブラウザ拡張機能です。このツールは、APIキー、パスワード、秘密鍵などの機密情報が誤って公開されていないかを確認し、セキュリティリスクを未然に防ぐための重要な役割を果たします。

特長

  • 高精度の検出:Trufflehogは、単純な文字列検索だけでなく、正規表現やヒューリスティックな分析を用いて機密情報を高精度に検出します。

  • 対応するリポジトリ:GitHubやGitLabなどの主要なソースコードホスティングプラットフォームに対応しており、リポジトリ全体を迅速にスキャンできます。

  • リアルタイム通知:検出された機密情報について、リアルタイムで通知し、即座に対策を講じることができます。

  • 簡単な操作:インストールしてブラウザのツールバーにアイコンを追加するだけで、任意のリポジトリを簡単にスキャンできます。

利用シーン

Trufflehogは、バグバウンティやセキュリティ監査のさまざまなシナリオで役立ちます。

  • コードレビュー:リポジトリのコードレビュー時に、機密情報が含まれていないかを確認し、セキュリティリスクを低減します。

  • 継続的インテグレーション(CI)/継続的デリバリー(CD):CI/CDパイプラインにTrufflehogを組み込むことで、新しいコードが追加されるたびに自動的にスキャンし、機密情報の漏洩を防ぎます。

  • 脆弱性評価:プロジェクトの脆弱性評価を行う際に、誤って公開されている機密情報を特定し、リスク評価と対策を行います。

  • インシデント対応:セキュリティインシデント発生時に、リポジトリ内の機密情報漏洩の有無を迅速に確認し、被害の拡大を防ぎます。

DotGit



DotGitは、Gitリポジトリ内に存在する機密情報(シークレット)やメタデータを検出するためのブラウザ拡張機能です。このツールは、誤って公開されたAPIキー、パスワード、証明書などを迅速に特定し、セキュリティリスクを軽減するために役立ちます。

特長

  • 機密情報の検出:DotGitは、Gitリポジトリ内のファイルやコミット履歴をスキャンし、機密情報が含まれていないかを検出します。

  • メタデータの解析:ファイルの変更履歴やコミットメッセージなどのメタデータを解析し、潜在的なセキュリティリスクを特定します。

  • リアルタイム通知:機密情報やメタデータにリスクが検出された場合、リアルタイムで通知します。

  • 使いやすいインターフェース:シンプルで直感的なインターフェースにより、簡単にリポジトリをスキャンし、リスクを確認できます。

利用シーン

DotGitは、以下のようなバグバウンティやセキュリティ管理のシナリオで役立ちます。

  • コードレビュー:リポジトリのコードレビュー時に、誤ってコミットされた機密情報やセキュリティリスクを特定し、問題を早期に発見します。

  • セキュリティ監査:定期的なセキュリティ監査の一環として、リポジトリをスキャンし、潜在的なリスクを評価します。

  • インシデント対応:セキュリティインシデント発生時に、リポジトリ内の機密情報漏洩の有無を迅速に確認し、被害の拡大を防ぎます。

  • 継続的インテグレーション(CI)/継続的デリバリー(CD):CI/CDパイプラインにDotGitを組み込むことで、新しいコードが追加されるたびに自動的にスキャンし、機密情報の漏洩を防ぎます。

FoxyProxy Standard


FoxyProxy Standardは、プロキシサーバーの設定を簡単に切り替えられるブラウザ拡張機能です。異なるプロキシサーバーを切り替えることで、テスト環境や調査対象に応じたアクセスを効率的に管理することができます。

特長

  • 複数のプロキシ設定:複数のプロキシ設定を保存し、必要に応じて簡単に切り替えることができます。各プロキシの詳細な設定も可能です。

  • URLパターンマッチング:特定のURLパターンに基づいてプロキシを自動的に切り替えることができ、柔軟なアクセス管理を実現します。

  • 簡単な操作:ブラウザのツールバーからワンクリックでプロキシのオンオフを切り替えることができ、直感的で使いやすいインターフェースを提供します。

  • ログ機能:プロキシを通じた通信のログを記録し、後から詳細な分析を行うことが可能です。

利用シーン

FoxyProxy Standardは、以下のようなバグバウンティやセキュリティ調査のシナリオで特に役立ちます。

  • 地域制限の回避:異なるプロキシサーバーを利用することで、地域制限を回避し、さまざまな国からのアクセスをシミュレートできます。

  • テスト環境の切り替え:異なるプロキシを使用して、テスト環境や本番環境など、異なる環境へのアクセスを迅速に切り替えることができます。

  • 匿名アクセス:匿名プロキシを利用して、テスト対象に対して匿名でアクセスし、調査活動を行うことができます。

  • ネットワークトラフィックの解析:特定のプロキシを通じたネットワークトラフィックを解析し、セキュリティリスクや異常な挙動を検出します。

Cookie-Editor


Cookie-Editorは、ブラウザ内のクッキー(Cookie)を管理・編集するための拡張機能です。このツールは、クッキーの追加、削除、編集、検索を簡単に行うことができますので、セッション管理や認証に関連するテストに役立ちます。

特長

  • 簡単な編集:クッキーの値、ドメイン、パス、有効期限などを簡単に編集できます。これにより、認証やセッション管理のテストが迅速に行えます。

  • クッキーの追加と削除:新しいクッキーを追加したり、既存のクッキーを削除したりすることができます。これにより、クッキーに依存する機能の動作を検証できます。

  • クッキーの検索:特定のクッキーをすばやく見つけるための検索機能が搭載されています。大量のクッキーが存在する場合でも、目的のクッキーを簡単に特定できます。

  • エクスポートとインポート:クッキーのエクスポートとインポートが可能で、異なるブラウザやデバイス間でクッキーを移行するのが簡単です。

利用シーン

Cookie-Editorは、以下のようなバグバウンティやセキュリティテストのシナリオで特に役立ちます。

  • セッションハイジャックのテスト:他のユーザーのセッションを再現するために、特定のクッキーを編集して認証情報を操作し、セッションハイジャックの脆弱性を検証します。

  • クロスサイトスクリプティング(XSS)のテスト:XSS攻撃をシミュレートし、クッキーを通じてセッション情報やその他の機密データが漏洩する可能性を評価します。

  • 認証とセッション管理のテスト:クッキーを操作して、アプリケーションの認証およびセッション管理機能に関する脆弱性を検出します。

  • セキュリティポリシーの確認:クッキーの属性(セキュア、HttpOnly、SameSiteなど)を確認し、セキュリティポリシーが適切に実装されているかを評価します。