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モロッコ滞在記~サハラ砂漠のデザートキャンプとクアッドバギー~

 

9月のサハラ砂漠は暑すぎるため、アクティビティは午前中か夕方からとなる。

17時過ぎに集合してサハラ砂漠の入口に向かうとラクダがスタンバイしている。


ラクダに乗ること数十分。ラクダをいったん降りてサンセットを満喫する。


日が沈むとあっという間に暗くなります。再びラクダに乗ってキャンプに向かいます。


キャンプに到着して食事をとります。


今回のデザートキャンプは自分とスペイン人4人の計5名。

お酒好きのスペイン人は何とスタッフにアルコールの買い出しを指示。

有難いことに私もカサブランカビールを頂く。


そしてベルベル音楽の宴が始まる。


スタッフの一人が怪しい日本語を話し、「トトロを歌え!トトロを歌わないと明日の朝はラクダ無しで歩いて帰るのだー」

なんて言うので、モロッコのサハラ砂漠まで来て、となりのトトロを歌う。。。

そんな感じで宴は深夜1時くらいまで続き、就寝。

この時期(9月)のサハラ砂漠は昼が暑すぎるため、夜はあまり冷えず、外でも寝られるらしい。

外で寝てもいいか聞いてみたところ、何とテントのマットレスを外に運び出してくれた。


ちなみに数日前は強風でデザートキャンプどころではなかったらしい。

この日は風もほとんどなく、「運がいい」と言われた。

サハラ砂漠で見る星はすごかった。

宿「リアドマムーシュ」のテラスからでも星空はたくさん見えるが、デザートキャンプで見る星は宿の倍はあった。

東京で見る星空と比較すると100倍から1000倍くらい星が多く見えた気がした。

ここで熟睡となればよかったのだが、明け方風が強くなり、正直あまりよく眠れなかった。

ちなみに外で眠れるといっても、朝はそれなりに冷えるのでダウンジャケットはあったほうが良い。

翌朝、日の出を見に行くため、7時頃に起こされる。

ちなみにラクダはこんな感じのまま夜を明かした模様。


数十分ラクダに乗り、朝日を堪能するためにいったん降りる。

ちなみにキャメルライド(乗ラクダ)はかなり揺れる。乗る際にハンドルに捕まるのだが、このハンドルが無いとキャメルライドは不可能である。

また、尻に布が引いてあるものの揺れのショックを吸収しきれず、尻が痛くなる。


日の出を見たら宿に戻り、朝食を取ってツアー終了。

宿に戻ったら日本人女性に遭遇した。

乗り合いタクシーでメルズーガまで移動してきたらしいが、4万円近くかかったらしい。

モロッコでは値段がディルハムのケースとユーロのケースがあってややこしい。

日本人女性は乗り合いタクシーで「300」と言われたので、300ディルハム(当時のレートで約4,000円)と思っていたが、300ユーロ(当時のレートで約43,000円)ということで、想定の10倍の費用が掛かったらしい。

ま、Supratoursのバスでマラケシュからメルズーガまでが300ディルハムなので、乗り合いタクシーで300ユーロというのは価格的には妥当かもしれない。

ちなみその日本人女性はリアドマムーシュで1泊して、また乗り合いタクシーで別の都市に移動するらしい。大学4年生で就活が終わったのでモロッコを時計回りに1周しているとのことで、朝食だけご一緒してそれぞれの旅路についた。自分の学生時代(ユーレイルパスで西ヨーロッパ周遊)よりレベルが高いことをしている気がした。

自分はというと、リアドマムーシュのご好意で空いている部屋にアーリーチェックインさせていただき、昼間のんびりして、18時過ぎにクアッドバギーで再びサハラ砂漠に繰り出した。

バギーはヤマハ製だった。


サハラ砂漠でやるべきアクティビティはすべてやり、モロッコ最後の夕食。



食後、テラスで星を眺めていたら、モハさんが「(星見るなら)もっといいところがある」と教えてくれた。

昼間の写真を使って言うと赤矢印のところ。


ビールを飲みながらモロッコ最後の夜を過ごす。

サハラ砂漠でやるべきアクティビティを全てできたこと、ここまでの旅程を無事終えることができて感謝。

モハさんありがとう!


明日は朝4時に迎えが来るので早めに寝ます。

モロッコ滞在記~サハラ砂漠の4WDツアー~

 

今回の旅の拠点となるメルズーガの宿「リアドマムーシュ」に前日到着し一晩を明かす。

朝起きてテラスに上がると、砂漠が本当に目の前であることが分かる。


その後、モハさんと初対面。

事前のやり取りでデザートキャンプと空港送迎の相談しかしていなかったため、その他のアクティビティについて相談してみる。

モハさん曰く、4WDで砂漠の周辺を楽しみ、デザートキャンプ(ラクダトレッキング込み)とバギーで砂漠の中を楽しめれば大丈夫とのこと。

数日前に日本人のユカちゃんという女性が来て、悔いを残さないように全部やっていったらしい。

ユカちゃんに負けるわけにはいかないので、自分もフルコースでオーダー。

ちなみに2022年9月時点の価格は以下の通り

・ラクダ乗り体験、サンセット&サンライズとベルベル音楽を堪能できる砂漠キャンプツアー(夕食・朝食付き):350DH

・4WDツアー(約3時間):1,000DH

・クアッドバギー(2時間程度):600DH

リアドマムーシュは宿泊費はクレカ決済(VISA、Master)OKだけど、アクティビティはキャッシュのみなので、予めキャッシュは多めに用意しておきたい。


帰国までのスケジュールはこんな感じ。

【今日】

・AM:4WDツアー

・PM:砂漠キャンプ(砂漠泊)

【明日】

・PM:クアッドバギー

【明後日】

・早朝エルラシディア空港に移動して帰国

そんな訳で慌ただしく4WDツアーに参加する。それにしても出発の2時間前で良く調整ついたなと少し関心。

まずは砂漠に流れる水路を見学。

モハさん曰く、JICA(国際協力機構)の支援が入っているらしい。


ちなみに砂漠の中も水路が通っているらしい。


次に連れてきてくれたのは現地のベルベル音楽を聞かせてくれる場所。

事前にドライバーさんが「ここは観光客が訪れる場所で、CDとか売りつけてくるから」的な注意をしてくれる。


中に入ると演奏の真っ最中だった。
既に10人くらい白人の観光客が入っていて、端の方に座って音楽を聴く。

5分くらい聞いていたら終わってしまい、他の観光客がみんな出て行ってしまった。

部屋にいるのは自分一人となり、土産物を押し売りされても困るので、自分もそそくさと退散。


その後、砂丘を抜けて、ブラックデザートに向かう。

砂丘を抜ける様子を動画に取っていた。


ここに来るまで、てっきりメルズーガから先は砂の砂漠が広大に広がっているイメージだったのだが、どうも砂砂漠は部分的で、比率的には岩砂漠の方が多い感じ。

↓のオレンジ色っぽい部分が砂砂漠で、その他は岩砂漠と思われる。
んで赤矢印の部分がさっきの動画の部分。
赤矢印の先が黒くなっていると思うが、この辺がブラックデザート。
そしてアルジェリアとの国境が近い。


ブラックデザートという由来と、衛星写真上でなぜ黒く見えるのかが気になっていたが、実際に行ってみるとこんな感じで、石がいっぱい。


しかもこの石、テキトーに拾ってみると5~6分の1くらいの確率で↓な石に出会う。
石の上に置いて写真撮ったので少しわかりにくいが、これは化石。


大昔はこの辺は海だったらしく、化石がごろごろしてる。

ちなみここに落ちている化石は拾った人のものになるので、好きなだけ持ち帰っていいらしい。

化石探しはもう少しやってみたかったのだが、さすがに日中のサハラ砂漠のど真ん中だけあって、暑くて日差しがキツイ。

本当はマラケシュ滞在中に日よけ用のスカーフを調達しておきたかったのだが、フライト遅延により滞在時間が短縮され、調達できなかった。

ガイドさん(♂)もスカーフを持っていて、若干準備不足が悔やまれる。

時間にして数分程度化石探しを堪能して次の場所に移動。

途中、モロッコ人の墓を紹介された。

良く見ると墓標が無い。大きな石を二つ使い、その石の向きで男性の墓なのか女性の墓なのかを区別できるようにしているだけだった。

墓標とかないけど大丈夫か聞いてみたが、「頭に記憶しているから大丈夫」だって。。。


また、砂漠の超ド真ん中ですが、何とモロッコ軍の施設があります。
モロッコとアルジェリアは仲が良くないらしい。


次に連れて行ってくれたのはクリスタルの採掘場。
ブラックデザートの辺りは20メートルくらい掘るとクリスタルが採取できるらしい。

降りてみたいと思ったが、ハシゴや階段といったお洒落なものは無く、ここではロープで下に降りていくらしい。

ガイドさんが記念に小さいクリスタルをくれた。


モロッコには砂漠を転々と移動するノマドがおり、ちょっとお邪魔してお茶をごちそうになることに。丁度パンを焼いていて、写真撮っていいというので、撮らせてもらった。



ノマドは複数テントで生活している。例えば、台所用、寝室用、ダイニング用とか。

別のテントに移動し「ベルベルウイスキー(モロッカンティー)」を勧められ、しばし休憩。


手作り感あふれるテント。ちなみに屋根の布はラクダの毛でできているらしい。


砂漠とはいえ、日差しを防ぐだけでだいぶ過ごしやすい。


この後来た道を戻ってツアー終了。

当初砂砂漠をぐるっと1周するイメージだったが、後でGoogle mapのタイムラインを見てみると違う動き方をしていた。


それでもこのツアーでないと得られないものを体験できたので、良かった。

モハさんが手配してくれたせいか、所謂観光客向けのところに行く前には事前に注意を出してくれたし、無用な土産物店に行くこともなく終わったので、金額は高いが比例して満足度も高いツアーだったと思う。

モロッコ滞在記~マラケシュからメルズーガへのバス移動編~

 

なんだかんだで眠れず、朝4時くらいに起床。

海外に来てもルーティンのDuolingoによる英語学習は実施して、出発の準備を進める。

当初ホテルで朝食を取る時間は無いと思っていたが、ホテルの朝食は朝6:30スタートで、6:30には荷造りが終わってしまった。宿泊者には無料の朝食が付くため、貧乏根性発揮で朝飯を食うことにする。

朝食会場に着くと、スタッフがせっせと朝食の準備を進めていた。6:30スタートというのは朝食が食べられる時間というよりは、スタッフが朝食の準備を開始する時間だと思った方が良い。

モロッコらしく、モロッカンティーも用意されている。

コーヒーマシンもあったがアメリカンは無かった。


無料の朝食の割には結構充実していると思う。


軽く済ませるつもりがいろいろお代わりしてしまった。。。


ホテルをチェックアウトしてバスターミナルに移動。
大量に車いすを積み込んでいた。


ちなみにトランクに荷物を預ける場合、追加料金がかかります。
追加料金は荷物1つにつき5DH。

2枚シールが発行されるので、1枚は預け入れ荷物に張って、もう1枚は控えとして持っておく。


定刻になり、メルズーガに向けて12時間のバス旅開始。

後日、Google mapのタイムラインで確認したら、↓な感じのルートだった。


ちなみにSupratoursのバス、新市街からしか乗れないと思っていたら、旧市街にも止まって乗客が乗ってきた。

↓のEl Haraって辺りから乗車できる(Supratoursの支店がある)ので、旧市街からSupratoursのバスに乗りたい人は確認してみると良い。


2時間くらい走り、アトラス山脈越えが本格化する手前で休憩。
休憩時間は20分。ドライバーが「Twenty minutes」って英語で言ってくれる。


現地人が使う交通機関だけに、変な土産物屋に連行されないのがいい。
トイレも無料で使えた。


さすがにトイレを無料で使ってバスに戻るのは忍びないので、モロッカンティー(10DH)をオーダー。

ここでモロッコ人のモロッカンティーの飲みかたを盗み見で習得。
モロッカンティーをオーダーするとお茶が入ったポットと砂糖と空のグラスが2個出てくる。
理由は置いておいて、

①まずポットに砂糖を投入
②ポットのお茶をグラスに注ぐ(量的にはグラス2杯分だからグラス2個なのだろうか?)。③グラスに注いだらポットの蓋を開け、グラスのお茶をポットに戻す。
④②と③をもう2回繰り返す
⑤グラスに注いでお茶を飲む

と、こんな感じ。


休憩後はアトラス山脈越えを敢行。


最初の休憩が出発後2時間だったから、2時間おきに休憩を取っていくと思っていたのだが、次の休憩は約3時間後だった。そしてこれが最後の休憩となり、この後メルズーガまでの5時間は休憩なしとなる。


食事でも取ろうと思ったのだが、客が多く、店員がバタバタしていてなんか難しそう。

仕方がないので外の景色を見ながらぼ~っと立っていたら、「日本人ですか」と日本人女性から声を掛けられる。

どうも途中のワルザザードで乗ってきたみたいだ。

聞くと同じくメルズーガに行き、そのままデザートキャンプに参加するという。会社を辞めたため時間的にゆとりを持った旅をしているようで、とても羨ましく思った。

何故モロッコにという話になったので、自分はロイヤルエアモロッコに搭乗するために今回の旅の行き先がモロッコになったことを話してみたが、航空会社で旅の行き先が決まるのって、だいぶ変態の領域に入ってきているなと感じた。

ちなみに相手のロイヤルエアモロッコのことを知らず、ちょっとだけ悲しくなった。

次の休憩ポイントでもっとゆっくり話せればよかったのだが、次の休憩ポイントは無く、メルズーガで降車後自分はそのまま宿のスタッフにピックアップされ、彼女もデザートキャンプのスタッフにピックアップされていった。

まさに一期一会だなーって思った。


アトラス山脈を越えた後はひたすら岩砂漠の景色が続く。
窓側に座ったので景色は堪能できたのだが、日差しが強くて参った。


出発から約10時間。エルラシディアに到着。
ちなみに日本帰国時はこの都市にある空港からカサブランカに向かうことになる。


その後また2時間くらい砂漠を走り、夜20時過ぎに無事メルズーガ到着。

ちなみにバスのメルズーガ降車ポイントは2つあるようで、最初の降車ポイントで運転手がどの宿か聞いてくれ、宿によって最初の降車ポイントで降りるのか、最終地点で降りるのかを教えてくれる。自分の場合宿の名前(リアドマムーシュ)を言ったらここ(最初の降車ポイント)で降りろと教えてくれた。

バスを降りたら宿のスタッフが3人も待っていてくれた。
宿までは徒歩2~3分の距離だが、荷物を持ってくれ、大変良くしていただいた。


宿(リアドマムーシュ)にチェックインし、メシにありつく。

Booking.comで予約を入れたが、Booking.comでの予約だと朝食しかつかないため、夕食は有料(10€)となる。宿から直接予約を入れると朝食と夕食が付くらしい。

今回、1泊をBooking.comから、1泊を直接予約したのだが、直接予約の方は朝夕食がついているにもかかわらず、朝食のみのBooking.comの金額よりも安かった。宿に直接予約した方が安くなるのは万国共通らしい。


とりあえず今回の旅の目的地に到着。

9日間の休暇にも関わらず、目的地までの移動で4日間も使ってしまった。

視点を変えればなんとも贅沢な旅である。

モロッコ滞在記~マラケシュ編~

 

フライトの遅延により、予定より遅れてマラケシュに到着。

当社は羽田⇒バンコク⇒ドーハ⇒イスタンブール⇒カサブランカ⇒マラケシュのルートで来る予定だった。

ところが、バンコク⇒ドーハ間のカタール航空のフライトが5時間遅延し、以降のフライトが全部組み直しとなり、マラケシュ到着は12時間遅れとなった。

ちなみに組み直しの結果ドーハ⇒マドリッド⇒マラケシュのルートで来ることになった。

マドリッド~マラケシュはヨーロッパ~北アフリカと地域も異なるので遠い気がするが、フライト時間は2時間なので、大阪から沖縄に行く感じ?

元々36時間程度の滞在予定だったが、18時間くらいの滞在になった。睡眠時間込みなので、実質の観光は数時間だった。

数時間でも、新しい都市だといろいろな刺激をもらえる。

まずはマラケシュの空港からホテルに移動する。

今回の旅のメインはサハラ砂漠メインとなるので、宿は旧市街ではなく、Supratoursのバスターミナルへのアクセスを考慮して新市街に取った。

当初はカサブランカからの国内線(ロイヤルエアモロッコ便)で23:55に到着予定で、Booking.comによるホテルまでの送迎を予定していたのだが、フライトの遅延により、到着が翌12:00に変わり、更にフライトもロイヤルエアモロッコによるカサブランカからの国内線ではなく、イベリア航空によるマドリッドからの国際線でマラケシュ入りする形になってしまった。

一応オンラインで変更をリクエストしてみるも、残念ながら送迎ドライバーは現れなかった。

今回はケースが特殊のような気がするが、Booking.comにはもっと急な予定変更に柔軟に対応できるようになってもらいたい。

そんな訳で、モロッコ入国後はATMで現地通貨を入手し、路線バスに乗って自力でホテルまで向かうこととする。

不幸中の幸いは当初深夜着だったものが、遅延により昼間着になったため、公共交通機関が使える点にある。

ネットで調べてみると空港から市街地にバスが出ているらしい。

ただ、バス停が空港出口から少し歩くのと、その間にタクシーの勧誘が多いのが難点。


料金は30DH、タクシーの場合700DHらしいので、とてつもなく良心的である。

無事バスまでたどり着けると、運転手さんにお金を払って乗車。「このバスWiFi使えるからね」とか、「このチケットは往復で使えるからね」とか、いろいろ親切に教えてくれた。

#自分は翌日メルズーガに移動してしまい、マラケシュには戻らない旅程だったので、帰りの使い方は分からずじまいとなる。


Google Mapで調べてみると、空港バスは19系統のように見えるが、Google map上は19系統はフナ広場の前で終わりになっており、そこからバスの乗り継ぎが必要そうな感じになっていた。

そんな訳で乗り継ぎを覚悟していたのだが、運転手さんがそれぞれの行き先を聞いてくれ、乗り継ぐことなく最終目的地までたどり着くことができた。


今回の宿。Ibis Marrakech Centre Gare
Booking.comで予約したが、宿泊当日の12:00まで無料キャンセル可能となっており、今回のフライト遅延では大いに助けられた。


今回の宿の最大のメリットは、翌日乗車するSupuratoursのバスターミナルの隣にあるという点。

Supuratoursのバスターミナルまで徒歩1分未満。

翌日のバス出発は朝8時なので、ホテルでのんびり朝食取っても間に合います。


あまりにも近いので、ホテルにチェックインする前に翌日のメルズーガ行きのバスチケットを買いに行きます。

メルズーガ行きは1日1本。朝8時発です。


カウンターでチケットを購入。
Supratoursのバスターミナル内には喫茶店と売店があり、それぞれに水を買いに行ってみる。喫茶店で500mlの飲料水を買ったら7DHで、その後売店で同じく500mlの飲料水を買ったら4DH。数歩の距離だが金額差がある。


満席で買えなかったらどうしようとドキドキしたが、メルズーガ行きのバスチケット無事調達。料金は300DH。


無事チケットを購入し、ホテルにチェックイン。

ホテルはびっくりするほどシンプル。アメニティはボディソープ兼シャンプーのみで、コップもタオルも無し。

さすがにタオルが無いのはおかしいだろうと思い、たまたま同じ階で清掃中のスタッフさんから調達。

明日のメルズーガ行きのチケットを確保できたことの安心感と、ここまでの移動で疲労がたまったのか、急に疲れてきたので、ホテルのベッドで一休み。


一休みのはずが6時間くらい熟睡。明日の早朝はメルズーガに旅立つので、慌ててマラケシュ観光に出発。

新市街から旧市街はバスで移動。Google mapで検索すると、旧市街まで連れて行ってくれるバスの系統番号を確認できる。

バスの行き先表示板に系統番号が書いてあるため、目的の系統番号のバスが来たら乗車。運賃は4DHで、乗車時に支払い。


20分くらいでフナ市場に到着。
なんか奥の方がすごい賑わっている感じ。


旧市街周辺は馬車による周遊もできるらしく、たくさんの馬車が待機中。


奥に進んでいくと、様々なストリートパフォーマーが芸を披露しており、その周りに人だかりができてる。


さらに奥に進むと屋台がたくさん。

呼び込みがかなりしつこい。日本人と分かると「ハラヘッタ?」「コンニチワ」「チョットイイ」「アサハラショーコー」とか、どこで学んだかわからん日本語をぶつけてくる。

呼び込みを無視して一通り屋台を見て回った結果、まずこの屋台に入ってみる。


ひよこ豆のスープ。4DH。


次に訪れたのがこちら。
何と羊の頭部(通称Big Head)が食せるので、早速オーダーしてみる。
自分は一つオーダーしてしまったが、メニューをよく見るとハーフサイズがあった。


ここでモロッカンティーと初対面。
確かに甘い。
モロッコ人はこれを毎日飲むため、歯がやられるらしい。
結構歯が数本抜けた高齢者を見かけた気がする。


Big Head登場。
思ったよりも量が多かった。
味は淡白な感じ。淡白すぎるので、途中飽きてくる。
カレー風味のスパイスが置いてあるので、味変を試みるもすぐに飽きてしまう。
Big Headは絶対ハーフサイズが良い。
ちなみに価格は80DHなので、それなりの金額。


他にタジン鍋やタンジーヤ、カタツムリなどを試してみたかったが、Big Headでお腹一杯。翌日は朝早いので、宿に帰ります。


路線バスで宿に戻る。バスの中で隣に座った若い女性に声を掛けられた。

英語が話せないようで、アラビア語をGoogle翻訳で英語にして見せてきた。

アジア人に興味があるということで、自分が日本人であること、旅行者であることを伝えたが、降車地点に到着してしまったためここで終了。

時間があればもっと付き合ってあげられたんだけど、ザンネン。

旅行者に掛けてくる現地人は、現地人とのコミュニケーションという貴重な機会になるケースと、詐欺に逢って悲惨な目に合うケースのどちらかだと思っている。

英語も話せない現地人だったので、今回は貴重なコミュニケーションのチャンスだったと思いたい。

ちなみに最も怪しいのは旅行者に日本語で声をかけてくる知らない現地人。高確率で詐欺。