ヘルシンキからリトアニアへのフライト。
ちょっと今回は焦った。やはり搭乗開始時刻にゲートに到着する時間感覚で動かないといけないというのが大きな教訓だった。
空港移動
今回は空港近くのホリデイイン(holiday inn helsinki vantaa airport)に宿泊。
今回は使わなかったのだが、このホリデイインサウナがあったらしい。
毎日19:00-23:00だったかな?
気が付いたのが深夜3:00くらいだったので、まさに後の祭り。
機会があれば次回チャレンジしてみたい。
朝7時半くらいにチェックアウトして、無料送迎バスに乗り込む。
チェックアウト時にスタッフから「10点満点で今回の宿泊何点だった?」と聞かれたので「10点」と答えておいた。
空港前は無料の送迎バスで10分くらいで到着。
今回搭乗するのは11:20発のAY1107便となります。
チェックイン
空港に到着すると、フィンエアーのカウンターに人がいない。
アジア圏だとステータス会員用に有人チェックインカウンターがある印象だが、それもない。
それっぽいカウンターがあるにはあるが、ステータス会員用というよりも、車いす等サポートが必要な人用って感じ。
自動チェックイン機でチェックインして、預け入れ荷物がある人は機械から出力されるシールを自分で荷物に貼って、自分で荷物預け入れをして・・・という取り組みは羽田空港でも見かけるが、あれをさらに徹底させたのがヴァンター国際空港って感じ。
恐らく日本の10年後もこんな感じになるんだろうなって思った。
普段は預け入れ荷物はしない派なのだが、今回はプロペラ機なので手荷物を預け入れることにした。
日本でもやらないことを海外でやることになるとは。
でも初めての経験は刺激になっていいです。
終わったら手荷物検査に進みます。
ラウンジ・搭乗
サクッと手荷物検査を終えて出発ゲートに進みます。
やはりというか、さすがというか、フィンランドはムーミン推しです。
まっすぐラウンジに向かいます。
ラウンジも自動化ゲートが設置されていて、自分で搭乗券をかざして入場するパターン。
フィンランドは少人化が進んでいる印象。
ラウンジの中はこんな感じ。
朝食メニューが並んでいたので、朝食をこちらで頂きます。
搭乗ゲートオープンの10分くらい前に出ようと思って準備を進めていると、食事が朝食メニュー~昼食メニューに切り替わっていることを発見。
違いとしては、朝はパンの種類が豊富でパンメイン野菜少々的な感じ。
昼食メニューになると、パンは1種類程度で、調理された食材が多くなっている印象。
欲が出て昼食メニューも頂きます。
これをやったため、ラウンジを出る時間=搭乗ゲートオープンの時間に。
今回の搭乗ゲートは空港の端っこにあったため、歩いても歩いてもラウンジに辿り着かない。
出発便のタイムテーブル見ると早速ファイナルコールになっているし、さすがに焦り始めます。
結局13分ほどで搭乗ゲートに到着。
他の搭乗客は当然搭乗済みで、慌てて機内へと向かいます。
搭乗後にCAさんが業務連絡で「Boarding Completed」と。
危うく、搭乗機見送りの刑になるところでした。
機材・サービス
今回の搭乗機はATR72。
フィンエアーの便名ですが、運航は「Norra(ノルディックリージョナルエアラインズ / Nordic Regional Airlines AB)」となります。
JAL便名で、運航がJ-AIRみたいな感じです。
REGISTRATIONはOH-ATI
直近3日間のフライト実績はこんな感じ。バルト三国などの短距離路線を多頻度で運航している感じ。
搭乗直前にリガに飛んでいた機材だった。
(下線太字が今回搭乗したフライト)
07 Oct 2024
Riga (RIX) Helsinki (HEL) AY1078 22:20 23:30
Helsinki (HEL) Riga (RIX) AY1077 20:40 21:50
Kokkola (KOK) Helsinki (HEL) AY394 18:45 19:55
Helsinki (HEL) Kokkola (KOK) AY393 17:15 18:25
Vilnius (VNO) Helsinki (HEL) AY1108 13:30 15:20
Helsinki (HEL) Vilnius (VNO) AY1107 11:20 13:00
Riga (RIX) Helsinki (HEL) AY1072 09:05 10:15
Helsinki (HEL) Riga (RIX) AY1071 07:30 08:40
Kemi (KEM) Helsinki (HEL) AY512 05:25 07:00
06 Oct 2024
Helsinki (HEL) Kemi (KEM) AY511 23:00 00:35
Stockholm (BMA) Helsinki(HEL) AY840 19:45 21:55
Helsinki (HEL) Stockholm (BMA) AY839 19:05 19:20
Vaasa (VAA) Helsinki (HEL) AY316 17:35 18:35
Helsinki (HEL) Vaasa (VAA) AY315 16:15 17:15
Tartu (TAY) Helsinki (HEL) AY1048 15:00 15:40
Helsinki (HEL) Tartu (TAY) AY1047 13:50 14:35
Trondheim (TRD) Helsinki (HEL) AY948 10:00 13:05
Helsinki (HEL) Trondheim (TRD) AY947 08:25 09:30
Tallinn (TLL) Helsinki (HEL) AY1012 06:55 07:25
Helsinki (HEL) Tallinn (TLL) AY1011 06:00 06:30
05 Oct 2024
Trondheim (TRD) Helsinki (HEL) AY950 19:55 23:00
Helsinki (HEL) Trondheim (TRD) AY949 18:20 19:25
Tallinn (TLL) Helsinki (HEL) AY1024 17:20 17:50
Helsinki (HEL) Tallinn (TLL) AY1023 16:25 16:55
Gothenburg (GOT) Helsinki (HEL) AY864 12:10 15:05
Helsinki (HEL) Gothenburg (GOT) AY863 10:45 11:45
Oulu (OUL) Helsinki (HEL) AY436 08:45 10:05
Helsinki (HEL) Oulu (OUL) AY435 07:00 08:20
座席はこんな感じ。
搭乗時に隣に人がいる風な感じだったのだが、声を掛けたら違う席に移動してしまった。
恐らく空席と勘違いして二席ゆったり使おうと思っていたのだろう。
とういう訳でJGCパワーが発揮されたのか、隣席無しの快適なフライトになった。
機材はコンパクトなつくりで、乗務員用の椅子が壁からスライドして出てきたのに少し感動した。
離陸後ドリンクのサービスがありました。
当然のごとくブルーベリージュースをオーダー
トイレは機内後方に1ヵ所だけありました。
写真に収め忘れたのですが、給水装置が壊れているようで、手洗いのシンクにおしぼりの個包装パッケージが山のように置かれていました。
ドリンクサービス後、CAさんの姿が見えないと思っていたら、最後部座席にこっそり座っていました。
フライトはフィンランド湾を越えてエストニア、ラトビアを突っ切って南下していきます。
しばらくしてヴィリニュス国際空港に到着
沖止めで、ターミナルへはバス移動となりました。
小さい飛行機なので、搭乗客全員1台のバスに収まります。
手荷物カウンターに向かうと、ターンテーブルは回転しておらず、すでに全員分の荷物が置かれていました。
到着後
この日はカウナスに行く予定で、ヴィリニュス国際空港からカウナスに直行するバスがあるというので予約してみた。
ollexバスという会社で、インフォメーションにも出ているのだが、乗り場が分からない。
40分乗り場を探したものの見つからず、バスの出発時間も過ぎてしまったので、あきらめて鉄道でカウナスに向かうことにした。
後日Ollexバスにはバス乗り場が謎すぎる件と、当日本当に運航していたのかの問い合わせを行ったが、返事は返ってこなかった。
予定より2時間弱遅れてカウナス到着。
散々な目に遭いつつも何とかリカバリショットを打てて、ホテルにチェックインして一息ついていると、スマホのアラームが鳴った。
実はカウナスにはKaunas State Philharmonic Societyと呼ばれるコンサートホールがあって、そこで毎日コンサートが行われるという情報をキャッチし、この日の夕方に予約を入れていたのであった。
※リンク先はリトアニア語だが、チケット購入ページまで遷移すると、言語を英語に変更することが可能
Ollexバスの一件で間に合わないと思ってあきらめていたのだが、自分が時間を勘違いしており、Googleカレンダーが開始10分前のアラートを出してくれたのである。
ちなみにホテルからコンサートホールまでは7分。「間に合う!」と思って早速ホテルを出発してコンサート会場に向かいます。
無事コンサートホールについてものの、入り口が分からない。
正面に大きな扉があるものの、押しても引いてもびくともしないので、違う扉があるような気がするのだが‥‥
入り口付近で彷徨っていると、同様にコンサートに参加する雰囲気のおばさま二人が、何の迷いもなく扉を開けて入っていった。
どうやらおいらには「中山きんに君」が足りなかったようである。
結局扉がカタかっただけで、もっと力を入れればよかっただけというオチで無事内部に入ることができた。
この日は若手のピアノコンサートだった。
ピアノの演奏を聴きながら、今日を思い返す。
・締め切り2分前に無事飛行機に搭乗できたことへの感謝
・Ollexバスのトラブルシューティングに無事成功したことへの感謝
・テクノロジー(Googleカレンダーのアラーム、Googleマップ、バスアプリ)により旅の敷居が下がったことへの感謝
・開かない扉は「中山きんに君」が足りないことを教えてくれた地元のマダムへの感謝
そもそも旅は非日常なので、思い通りに事が運ぶこと自体が凄い事である。
終わり良ければ全てよし。
そう思える一日だった。
【Playback of flight AY1107 on 7th OCT 2024】