主導第三セクターである公益財団法人神奈川県下水道公社(以下、「公社」)のネットワークシステムがウイルスに感染し、個人情報等の流出の可能性があることが判明しました。
1 概要
(1) 発生の状況
令和6年10月9日午前2時ごろ、柳島水再生センターで配備中の職員がパソコンの不具合を確認し、その後保守業者による調査を実施したところ、午後5時ごろウイルスに感染していることが確認され、その旨県に報告がありました。
(2) ウイルス感染の概要
サーバー及びパソコン2台が、ランサムウェアのブラックスーツウイルスに感染
2 サーバー内に保存されていた可能性のある情報
- 公社が実施した書道・絵画コンクールの応募者に関する情報(学校名、児童の氏名)
- 処理場見学の申込者に関する情報(氏名、電話番号)
- 下水道ふれあいまつりの出演者・出展者に関する情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)
- 公社職員の採用及び人事に関する情報(氏名、住所、電話番号、年齢等)
- 災害発生時の公社の緊急連絡網(氏名、電話番号)
- 公社実施の入札情報や契約関係情報
- 市町から受託している水質管理業務等に関する情報
3 対応
サーバー内に格納されていた情報や、情報の漏洩の有無、被害人数などの詳細については、公社において、現在確認中です。
4 再発防止策
公社から詳細な報告を受けるとともに、原因究明や再発防止に向けた必要な対策を求めていきます。
5 その他
下水処理施設は、これまでどおりに稼働しています。