特典航空券の海外発券2レグ目。
今回はクアラルンプールから羽田に向かいます。
クアラルンプール到着時は深夜だったこともあり送迎サービスを利用したが、今回は昼間便となるため、公共交通機関を使った自力で向かうこととする。
公共交通機関のルートは↓の通りで、モノレールでKLセントラル駅に行き、その後KLIA expressで空港に向かう。クアラルンプール市街と空港は50km近く離れており、感覚的には東京駅から成田エクスプレスで成田空港に向かう感じ。
チケットはklookで調達。社畜割が利いて安く調達できた。klookで購入するとQRコードが送られてきて、それを直接改札にかざすと乗車できる。
KLIA2まで33分で行けるらしい。車だと1時間近くかかるので半分の時間で移動できる。列車は15分~30分間隔で運行されている。
列車に揺られると、ウトウトしてきます。
しばらくすると終着駅に到着。途中一駅だけ止まったけど、ほとんど人は降りず、乗客の9割が終着駅まで行ったので、自分も終着駅で下車。
出発ロビーに向かって歩いていると、ある異変に気が付く。それは、あちらこちらに”KLIA2”という記載があること。
嫌な予感がしたので出発便の一覧を見てみると、AK便しかない。。。
しまった。どうやら、格安航空専用の第2ターミナル(KLIA2)に降り立ってしまったらしい。
それにしても、KLIA Expressの9割の乗客がKLIA2で降りるとは・・・。
まず、羽田空港のターミナル間移動のノリで無料バスの利用を考える。バス乗り場は見つかったものの、バスは無いし、いつ来るかも分からない。しかも、ネットで調べてみると、KILA2⇒KLIAは「LTCP」という駐車場を経由するため30分近くを見ておく必要があるらしい。
ん。30分かかるのであれば、KLIA expressに再び乗って移動すればいいんじゃね?っておもい、駅のホームに戻る。
KLIA2⇒KLIAのチケット(2リンギット≒60円)をカード決済で購入。
電車は移動時間が読めるので安心です。ちなみに空港に向かう電車は”KLIA Express”と”KLIA transit”の2種類があることを知った。
”KLIA transit”の方が停車駅が多い分安いのだろうか?次回試してみよう。
そんな訳で無事KLIAに戻ってくることができた。
感覚的にKLIAよりもKLIA2の方が活気がある感じだった(KLIA expressの9割の乗客がKLIA2で降りるので、当然と言えば当然か)。
マレーシア航空の拠点空港だけあって、チェックインカウンターには専用ゲートがあった。
ちなみにチェックインカウンターはどこもガラガラだった。
多くの空港は搭乗券発券後、手荷物検査を経て出国審査の流れとなるが、クアラルンプール国際空港は搭乗券発行後出国審査となり、搭乗ゲート前で手荷物検査を行う。
日本行きを含む中~長距離国際線はサテライトビルからの出発となり、サテライトビルまではエアロトレインという電車で移動するのだが、何故かすべて停止中。
結局バスで移動することに・・・。
バス移動は、飛行機が間近に見られるのでいい。
尚、クアラルンプール国際空港には空港内に森がある。
しかもこの森、入ることもできる。
森はそこそこにして、ラウンジに移動。
ヌードルバーがあり、チキンのヌードルとカレーラクサから選べた。カレーラクサは前日にMadam Kwan'sで食したので、チキンヌードル(写真左)を頂く。
バーカウンターもあり、コーヒーや紅茶などもオーダーできる。テ・タリクも注文できるのオーダーする。
時間になったので搭乗ゲートに移動する。
クアラルンプール国際空港における最大の欠点と言っても過言ではないのだが、何故に搭乗ゲート前で手荷物検査をするのだろうか?
優先レーンなどないので、上級会員資格でのショートカットは不可。
大人しく椅子に座ってヒューマンウォッチをしていたら、マレーシア航空のクルーが割り込みで手荷物検査場を通過していった。これは印象悪い。。。
ちなみにクアラルンプール国際空港の空港ランキングは66位だった。何とバンコク・スワンナプーム国際空港よりも順位は上らしい。
ちなみに空港ランキングのトップ10は以下の通り。
- シンガポール チャンギ国際空港
- ドーハ ハマド国際空港
- 羽田空港
- ソウル 仁川国際空港
- パリ シャルルドゴール空港
- イスタンブール国際空港
- ミュンヘン国際空港
- チューリッヒ国際空港
- 成田空港
- マドリッド バラハス国際空港
さて、手荷物検査も終わり、いざ搭乗となってさらに事件は続く。
マレーシア航空は搭乗客をグループA~グループDに分けて優先搭乗を行っている。
優先順位はグループAがビジネスクラスやワンワールド上級会員となり最優先となる。
が、ここで、人生初の事件を目の当たりにする。
それは、地上スタッフが何と、グループD⇒グループC⇒グループB⇒グループAの順に搭乗させたのである。
ビジネスクラス搭乗客にもかかわらず、最後まで搭乗ゲートに居残りさせられ、乗客はみんな不満たらたらだった。
プライオリティボーディングがしっかりできないマレーシア航空だが、
航空会社のランキングでは44位となっている。これが44位の実力なのかもしれない。
エコノミークラス様の搭乗を見送った後にビジネスクラスの搭乗となったが、ガラガラだった。ビジネスクラスだけで見ると搭乗率は20%を切っている感じ。
機材はA350-900
ウェルカムドリンクはオレンジ、アップル、グァバのジュースから選択。今回はグァバをチョイス。ちゃんとガラスのグラスでサーブされた。
離陸前の機内安全ビデオ。ユニークなつくりになっている。
Youtubeでも閲覧可。
離陸後にメニューやアメニティが配られる。
メニュー
スリッパ
アメニティ
ドリンクがサーブされる。メニューにアルコールの記載は無いのだが、アルコールは普通に提供している模様でシャンパンを頂く。
マレーシア航空のビジネスクラスと言えば、「サテー」
メニューにディナーは好きな時間に頼めると書いてあったので、サテーでいったん止めて、一眠りしてから続き楽しむことにした。
2時間近く寝てからディナーを頼む。CAを呼んで「ディナープリーズ」って言ったらピーナッツと間違えられた。
ディナーは着陸2時間半前にオーダーしないといけないと言われたが、「30分前にオーダーしたらピーナッツしか持ってこなかったじゃん」と言ってみる。
無理ならいつでも頼めるメニュー3品全部頂戴って言ってみたが、これはいずれか1品のチョイスになるらしい。
結局ディナー+いつでも頼めるメニューからフルーツをオーダー。
今回の便に関しては男性CAのホスピタリティが低すぎるので、CAの接客レベルの均一化を期待したい。
最初に、いつでも頼めるメニューからフルーツが出てきた。
続いてディナーの前菜(と何故かデザート)
メイン
デザートを食すにあたり、テ・タリクをオーダー
一通り食して一服していると、機内が明るくなり、着陸前のドリンクサービスが始まった。
このタイミングで何故か暖かいおしぼりが配られる。
ビジネスクラスは好きな時に食事のオーダーができるものの、最も接客レベルが高い状態は、皆と同じタイミングでサービスを受ける時なのではないかと感じた。
あと、個人的に機内でのドリンクはノンアルコール(理想は水)と感じた。どうも悪酔いをしてしまい、機内での時間が無駄になってしまうように感じる。
ラウンジの食事の誘惑や、機内ドリンクサービスでのアルコールの誘惑に勝てるようになると、自分の旅のスキルがさらに1段上がるような気がした。
【Playback of flight MH036 on 3 MAY 2023】