このたび、本学の教員が個人情報を含むデータが保存されたUSBメモリを紛失する事故が発生しました。ここにご報告するとともに、関係する皆さまには、多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
1. USB メモリ紛失の概要
2023 年 11 月 17 日(金)に当該教員より、個人情報を含むデータが保存された USB メモリ4本を紛失した旨の第1報が大学にありました。当該教員が最後に USB メモリを確認したのは、2023 年 11 月17 日(金)であり、同日紛失に気付きました。速やかに公共交通機関、関係施設等を捜索しましたが、未だ発見に至っておらず、2023 年 11 月 20 日(月)に所轄警察署へ遺失物届を提出いたしました。当該教員からの事故報告書を受け、大学における対策を講じました。なお、現時点で本件の個人情報が第三者に流出したという情報や不正に使用された事実は確認されておりません。
2. 紛失した USB メモリに保存された情報
(1)本学学生の氏名及び学籍番号(138 名分)
(2)個人が特定できない研究データ
(3)当該教員履歴書
3. 現在の対応状況
今回の事故報告書を受けて、以下のように対応いたしました。
(1)本学学生(138 名分)について
事故の経緯を説明し謝罪した文書を対象学生各人宛メール配信しました。
(2)個人が特定できない研究データについて
研究代表者及び本学研究倫理審査委員会委員長宛に、事故の経緯を文書にて報告しました。
4. 再発防止策等
本学教職員に対し、次のとおり周知徹底を図ってまいります。
(1)個人情報を学外に持ち出す場合は、本学が指定する情報の取り扱いルールを徹底します。
(2)USB メモリ紛失による漏洩リスクと対策を題材にセキュリティ講習会を実施します。
(3)個人情報を適正に管理することをあらためて注意喚起します。
今後は、個人情報の取り扱いについて、教職員に対しより一層の厳重な取り扱いの周知徹底を図るとともに、再発防止に努めてまいります。