今回、ブルネイ到着は深夜を予定していたのだが、ブルネイはいろいろと情報が少ない国で、ブルネイ国内にタクシーは40台しかないとか、深夜の空港にはそもそもタクシーがいないとかの情報が流れていた。
空港送迎を考えたものの、10分程度の乗車で25SGDと暴利なので断念。
一方で小さい国なので空港まで徒歩圏のホテルにして、そこを拠点に観光するというのもアリで、今回は徒歩圏にあるタイムズホテル(Times Hotel)をチョイス
ホテルへのアクセス
今回のホテルは空港から徒歩15分。
にも関わらず、無料で空港送迎も行ってくれる。
滞在中空港まで徒歩で行ってみたが、一部歩道が無いため、スーツケースを持ちながらの移動だとハードルが高い感じ。
外観、フロント
ホテルはTimes squareと呼ばれるショッピングモールの中にある。
24時まではショッピングモール1階のエレベーターからレセプションにアクセス可能。
24時過ぎたらどうするかというと、3階にあるホテルの正面ロビーから入ることになるが、何と場所はショッピングモールの駐車場となる。
チェックイン時は送迎を使ったため、駐車場兼正面ロビーまで連れてきてもらえたが、自力でたどり着くのはほぼ無理だと思った。
そんな訳で無事ホテル到着。
今回の宿はAgodaで手配。支払いはAgoda経由となるため、パスポートを提示するだけでチェックイン手続きが完了。
ちなみにExpediaには怨念があるため一生使いません。(詳細はイスラエル旅行記参照)
以前はBooking.comも使いましたが、
この一件で印象が悪くなり、避けるようになりました。
部屋
今回は230号室をアサインされる。
それにしてもルームキーのケースの使いまわしは初めて見たかもしれない。
スーペリアルームにしたのでまあまあ広い
同一階では一番広いタイプの部屋の模様。
ミニバー。2リットルのミネラルウォーターが配備されていた。
ミニバーの下には冷蔵庫もある。
クローゼットは扉が若干外れていた。
作業用の机もある。けっこ広くて使いやすかった。
ちなみに電源の口が違うので変換コネクタは必須。
このホテルには4泊したが、ルームクリーニングには1回しか来なかった。
机の上に小さなペットボトルがあると思う。バンコクのラウンジでもらってきたもので、持ち運びにちょうどいいサイズだったのだが、机の上に置いておいたにもかかわらず、ルームクリーニング時に処分されてしまった。
部屋の眺望だが、低層階(と言ってもこのホテルは2階と3階しかない)な上、隣のショッピングモールしか見えないというザンネンの一言に尽きる感じ。
バス・トイレ・水まわり
洗面台はTOTO製だった。
アメニティ。最低限のものはある感じ。
バスは無く、シャワーのみ。
常に水が少しずつ垂れており、常にタイルの隙間を塗って水が流れている感じ。
足ふきタオルを床に敷きっぱなしにすると2時間程度でびしょびしょになる(ということに二日かかって気が付いた)。
トイレ。総じて水回りに難アリだが、慣れれば何とかなる感じ。
プール
このホテル、プールがあります。
朝食
勝手が分からなかったので朝食付きプランにしていました。結果論から言うと、ショッピングモールにも飲食店がたくさんあるので、朝食付きにする必要はなかった。
ビュッフェ形式だが、正直美味しくない。
噂によるとリクエストに応じてオムレツを作ってくれるらしいです。
ブルネイ観光
基本はホテルやカフェでのんびりするつもりだったが、初めての国なので、ベタな観光スポットくらいは回っておこうと思い、外出してみる。
ブルネイヒストリーセンター
戦跡好きの拙者としては歴史関連をまずは押さえておきたいところ。
ブルネイにはUberやGrabは無く、代わりにDartと呼ばれるアプリを使う。
Dartでホテルからブルネイヒストリーセンターに移動。
乗車時間は15分程度。運賃は7ブルネイドル。あまり安い感じはないが、旅行者はこのDartを使うか、平均待ち時間30分でエアコンもなく、17時には営業終了してしまう公共バスを使うしか選択肢が無い。
ヒストリーセンター入り口。受付で名前などの記帳が必要だが、入場料は無料だった。
中は撮影禁止だったため、写真は無いのだが、大東亜戦争との関連情報は一切得られなかった。
旧宗主国であるイギリス関連の情報は多い印象。
オマール アリ サイフディン モスク(オールドモスク)
ブルネイの観光名所は周辺に集まっているため、ヒストリーセンターからは徒歩で移動。
オールドモスクに向かって歩いていると、途中柵の向こうから、制服っぽい服を着たおっちゃんから声を掛けられる。
話を聞いてみると、カンポン アイール (水上集落)やテングザルを見て回る90分のツアーを30BNDでどうかという営業だった。
何で柵の向こうからツアーの営業を受けねばならんのかと思ったが、モスクに行くのでとか適当な事を言ってお断りした。
ちなみに柵の向こうは何の建物だったのか気になって建物正面に回ったところ、図書館だった。
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この建物の裏通りでツアーの営業を受ける |
ちょっと寄り道しつつもモスク到着。
ブルネイは金曜日と日曜日が休日。この日は木曜日だったので無事入ることができた。
Taman Mahkota Jubli Emas
続いてオールドモスクが一望できる公園に移動。
定番の景色を堪能する。
カンポン アイール
Taman Mahkota Jubli Emasからも眺められる。東洋のベニスということが、対岸から見ただけで満足してしまった。
ヤヤサン SHHB コンプレックス
高級ホテルを彷彿させる立派なモールの入口。
涼むのに最適。地下にちょっとしたフードコートもあるのでここで昼食もアリ。
キアンゲ オープンマーケット
午後訪れてしまったので、訪問時はほぼ閉店ガラガラ状態。ここは朝来るべき場所でした。
ちなみにこのマーケットのすぐ近くに路線バスのターミナルがある。(ターミナルという規模ではないが‥‥)
ちなみに路線バスは1乗車1BND。
バスに路線Noの記載があるので、路線図があれば乗れないことはない。ただ、時刻表は無いので、平均待ち時間30分は覚悟が必要。また、バスにエアコンは無い。
ちなみにブルネイの繁華街とされる通りがこちら。国の首都というよりは地方都市の感覚で行けばよい。
人はいないけど、車はいっぱい止まっていた。
近くのカフェで一休み。カフェラテのショートで4.8BND。カフェの価格としては安い感じはない。
ここでこの日の観光終了。Dartでカフェまで迎えに来てもらい、ホテルに帰る。
運賃は6.4BND
夕飯
ショッピングモール内で取ることにする。ブルネイがあるボルネオ島には他にマレーシアとインドネシアも領土を有しており、食文化は両国の影響を色濃く受けている。また、通貨はシンガポールドルも使えるようになっている。
という訳で、夕食はシンガポールラクサと、マレーシアで良く見聞きするテ・タリクを楽しむ。
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シンガポールラクサ |
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テ・タリク |
夕食代は9BNDくらいだったかな。やはり安い感じはない。
ホテルのモール
ちなみにホテルがあるモールには日本の百均みたいな品ぞろえの店もある。
ただ、価格は日本の3倍。店内には日本の曲も流れていた。
寿司屋。
北海道チーズをウリにしたトースト屋さん。
日本にはないジョリビー
隣のモールにはスーパーマーケットもある。野菜にはなぜか日本のシールが‥‥
ガドン ナイト マーケット
翌日、ショッピングモールのカフェでまったり過ごす。
夕方、マーケットに向かうべく、Dartを手配。
Dartで移動中、運転手さんから貴重な情報をゲットする。どうやら、ブルネイのあるこのボルネオ島でしか取れないオレンジ色のドリアンがあるらしい。
貴重な情報を提供いただいたDartの運賃は6.5BNDだった。
という訳で、ナイトマーケット到着。営業時間はざっくり16:00-22:00くらいらしい。
現地人も利用するため、ボッタクリのリスクは低い。
屋根付きなので、雨の日も困らない。噂によると、国王の鶴の一言で設置されたらしい。ありがたいことである。
お店の食べ物は1BND~。とってもリーズナブル。
葉っぱにくるまれたご飯。中に鶏肉が入っていた。
ココナッツジュース。砂糖入りと砂糖なしから選択。今回は砂糖なしをチョイス。
揚げ物盛り合わせ。
蒸したトウモロコシにバター等をあえた、罪深き食べ物。
Dartの運転手さんから教えてもらった、オレンジ色のドリアン
普通のドリアンは、香りは生ゴミ、味はクリーミーでおいしい感じ。
オレンジ色のドリアンは香りは無いので、普通のドリアンにギブアップした人でも食べられるかも。
Tarapというフルーツ。これもボルネオ島でだけ食べられるフルーツらしい。
マーケット内にはテーブルもあるので、ここで食べられます。
同様にゴミ箱、トイレ、手洗い用の水道もあるので、安心して利用できるマーケットだった。
The Empire Brunei
世界に数軒しかないと言われている7つ星ホテルの一つがここブルネイにある。
市街から少し離れているが、訪れる機会をゲットし、行ってきた。
エントランス
海岸にあるホテルで、プールでも遊べるし、プライベートビーチで海水浴も可能。
ラウンジがあり、ゲストもアフタヌーンティーを楽しめることができる。
ブルネイ国際空港モスク
ブルネイには空港にもモスクがある。夜訪れてみた。
空港の横にあるというのが個人的には斬新。
ブルネイは街がきれい。バイクと人はほとんど見ない感じ。