【セキュリティ事件簿#2025-568】群馬県 県立高校等における個人情報に関わる事故について 2025/12/25

 

このことについて、県立高校及び県立農林大学校に勤務する非常勤講師の私物パソコン1台が、いわゆる「サポート詐欺」の被害に遭い、同パソコン内に保存されていた教材及び生徒・学生の個人情報が削除された事案が発生しました。なお、生徒・学生の個人情報が流出した可能性がありますが、現在のところ、二次被害の発生等に関する報告は受けていません。  

関係者の皆様には、多大な御迷惑・御心配をお掛けし、心よりお詫び申し上げます。今後とも、再発防止に万全を期してまいります。


1 概要

令和7 年12 月19 日(金曜日)、県立高校及び県立農林大学校に勤務する非常勤講師が、自宅にて教材を作成するために個人のパソコンを使用していたところ、いわゆる「サポート詐欺」の被害に遭い、パソコン内の教材及び生徒等の個人情報を含むファイルが複数削除された。 


(1)発生日時 

 令和7 年12 月19 日(金曜日)13 時頃 


(2)発生場所

 当該非常勤講師の自宅


(3)削除された個人情報 

県立勢多農林高等学校当該非常勤講師が今年度に授業を担当している生徒96 名分の氏名、学年、クラス、出席番号、性別、成績 
県立新田暁高等学校当該非常勤講師が令和6 年度に授業を担当していた生徒81名分の氏名、学年、クラス、出席番号、性別、成績 
県立伊勢崎興陽高等学校当該非常勤講師が令和5 年度に授業を担当していた生徒36名分(卒業生)の氏名、学年、クラス、出席番号、性別、成績、顔写真 
県立農林大学校当該非常勤講師が今年度及び令和6 年度に講義を担当していた学生111 名分の氏名、性別、成績。また、このうち一部の学生の電話番号、メールアドレス、出身高校 


2 経緯及び関係者への対応

  1. 令和7 年12 月19 日(金曜日)13 時頃、当該非常勤講師が自宅にて教材を作成するために個人のノートパソコンを使用していたところ、パソコンの画面にウイルス感染の表示が出現した。画面に表示されたサポート窓口に電話し指示に従ったところ、パソコンの遠隔操作が行われ、送金の指示を受けたところで詐欺であることに気づき、通信を遮断した。当該非常勤講師がすぐにパソコン内を確認したところ、教材及び生徒・学生の個人情報を含むファイルが複数削除されていた。 
  2. 同日13 時40 分頃、当該非常勤講師は警察へ報告するとともに、今年度勤務している勢多農林高等学校、農林大学校及び県教育委員会に報告した。 
  3. 同日17 時30 分頃、勢多農林高等学校にて、県教育委員会職員等が、当該非常勤講師のパソコンの解析作業を行い、削除されたファイルの確認を行った。
  4. 同日夜から12 月20 日(土曜日)にかけて、勢多農林高等学校、新田暁高等学校、農林大学校から該当する生徒・学生及び保護者に対して、メールにて報告と謝罪を行った。また、12 月23 日(火曜日)に伊勢崎興陽高等学校から、該当する卒業生に対して、通知にて報告と謝罪を行った。


3 再発防止について

県教育委員会においては、誰もが、いわゆる「サポート詐欺」等の標的となりうることを踏まえて、教育委員会所轄の全所属長並びに県立学校長等に対して、全ての職員及び非常勤講師への注意喚起を徹底するよう指導するとともに、個人情報等の取扱いや適正な管理について再度周知徹底を行う。

県立農林大学校においても同様に、全ての職員及び非常勤講師への注意喚起を徹底するとともに、個人情報等の取扱いや適正な管理について再度周知徹底を行う。

リリース文アーカイブ