2025年に取得したワンワールド特典航空券の6区間目のフライト。ヘルシンキからエストニアの首都タリンに向かいます。
空港移動
今回は乗り継ぎのため、空港移動は無い。
インドからヘルシンキに到着し、そのまま乗り継ぎとなる。
ただ、シェンゲン圏外から圏内への移動となるため、パスポートコントロールがある。
イギリス人と日本人と韓国人は優遇されている様で、自動化ゲートでパスポートのスキャンを実施した後、スタンプを押されるだけで終わった。そのスタンプ押印も2025年中には廃止ということなので、だんだんパスポートへの押印という行為が過去のものになりつつあることを実感した。
ラウンジ
パスポートコントロールを終えたらシェンゲン圏内のフィンエアーのラウンジに直行。
乗り継ぎ時間にだいぶ余裕を持たせていたこともあり、5時間くらいゆっくりさせていただいた。
フライトは21:25だが、夏の欧州は21時過ぎてやっと日が落ちてくる感じ。
夕飯はラウンジで頂いて搭乗ゲートへと向かう。シェンゲン県外のラウンジと比べると、料理の品数は少ない印象。
今夜の夕食
搭乗
フィンエアーのプロペラ機の搭乗ゲートはラウンジから10分以上歩くことを前回学んだので、今回は余裕をもって到着。
小さいプロペラ機なので、機内持ち込み手荷物はかなり制約を受ける。アナウンスで「大きい手の持つを持っている奴は無料で預かってやるから素直に申し出なさい」的なアナウンスが流れたので、素直にスーツケースを預けます。
搭乗
搭乗開始となり、さっそく機内に入り込みます。
今回の機材。ATR72
機体番号はOH-ATO。
直近のフライトは↓な感じ。短距離路線のため、1日のフライト数が多い。タリン、ヴィリニュス以外にも知らない都市にも飛んでる。
どうでもいいけど、フィンエアーのCAさんは黒い皮手袋を持っているのだが、格好いいよね。
そうこうしているうちに離陸。ちなみに21:30過ぎでこの明るさが夏の欧州です。
ベルトサインは消えることなく、約20分でタリン到着。フライト時間が短すぎるため、当然ドリンクサービスもありません。
リトアニアのヴィリニュスもそうだが、日本の地方空港の様なコンパクトな空港。
スーツケースを預けたものの、残念ながらプライオリティバゲージは機能していなかった。
写真撮り忘れたが、空港にはプラグインタイプのレクサスが展示してあった。さすが世界一の車の販売台数を誇るだけあって、エストニアでもトヨタ車はよく見かけた。
空港到着その後①(ホテル)
今回はRadisson系列のPark Inn by Radisson Meriton Conference & Spa Hotel Tallinnに宿泊。
空港からはバス1本で行けた。
バスのチケットは、予めpilet.eeというアプリをインストールしておくことで、クレカ決済でチケット購入可能。
チケットを買うとアプリ上でQRコードが出てくるので、これをバス乗車時にバス内の読み取り機にかざして、有効化する。期限は確か有効化後30分だったかな。料金は2ユーロ。日本の公共交通機関の料金と比べるとかなり高い。
乗り換えなしでホテル到着
この時はRadissonはVIP会員ステータスだったためか、予約したよりもずいぶん広い部屋を割り当ててもらった。どうも一番安いスタンダードルームから、6段階アップグレードのスイートだった模様。
ウエルカムスイーツも用意していただき、恐悦至極
唯一難点だったのはレセプションから部屋まで徒歩で3分くらいかかる点(朝食会場もレセプション近くなので同様に遠い)。
今回1泊ずつ計2泊したのだが、予約の結合がうまくいかなかったようで、かろうじて同じ部屋には2泊できたのだが、2泊目はルームキーで開錠できずにレセプションに行く羽目になったり、2泊目の朝食が無いことにされていてレセプションに行く羽目になったりした。
400室超のホテルなので、ツアー客も相当数いた。ビジーなホテルだと思うが、アップグレードしていただけたことに感謝したい。
空港到着その後②(ロシア国境見学)
エストニアで丸1日時間を作れたので、当初はベタなタリン観光をしようと思ったのだが、時勢的にロシアとの国境がどうなっているのかを見てみたくなり、ロシアとの国境の街「Narva」に出かけることにした。
Narvaまでは片道3.5時間。往路は列車で行くことにした。ホテルからタリン駅までは10分弱。
ヨーロッパ鉄道あるあるで、自転車を抱えて乗り込む人、犬と一緒に乗車する人がいて、欧州の寛容さを実感した。
列車は森の中というか林の中を進んでいく。
3時間強でNarva到着。
この先はウクライナ侵略を続けるロシア。鉄道網は封鎖されている?感じ。
エストニアとロシアの国境は川になっているので、早速見に行ってみる。
川を挟んで各国に古城が立っている。左がエストニア、右がロシア。
もっと近くに寄ってみると、国境の川は自然と人々の暮らしが近く、日常の営みが川面にも映し出されていました。泡立つ水面は、地域の生活と密接につながっている証のようでした。
エストニア川の古城は登ることができるので、国境の橋を上から見下ろすことができます。
見た感じ、車での往来はできないようになっていて、橋の端っこを人々が歩いて往来していました。
国境を見たのでタリンに帰ります。往路は列車ですので、復路はバスにします。
バスの方が若干街中を走行する印象。
タリンの飲食店は20時過ぎにはどんどん閉まっていってしまうので、この日の夜はスーパーで調達しました。
空港到着その後③(船旅)
帰国の途につくためにはヘルシンキに戻らなければならない。
タリンまでは飛行機で来たが、帰りも飛行機では芸がないので、別のルートが無いか調べてみたところ、海で行くルートがあった。
ヘルシンキ~タリン間は飛行機で20分、船で2時間。
というわけで船旅を満喫する。
チケット(34.3€)はあらかじめ購入しておいた。
乗り方は飛行機と似ていて、フェリーターミナルに向かい、チェックインが必要。
今回はフェリーターミナルDにてチェックイン。
チェックインは機会がデフォルト。有人カウンターでチェックインすると手数料がかかるらしい。
チェックインが完了するとチケットがもらえるので、ゲートを通過して搭乗ゲートに向かう。
搭乗ゲート内にはお土産店や喫茶店もある。スタバもあるかと思ったが、機械で入れる形式だった。
いざ乗船。
船内にはバーガーキングや、
免税店もある(資生堂ブランドがこういう領域でしっかり食い込んできているのが嬉しい)
また、広くはないものの展望デッキもある。禁煙エリアと喫煙エリアに分かれているのだが、気が付かずにずっと喫煙エリアにいてしまった。。。
2時間ほどでヘルシンキに到着。
気持ちいい天気なのでヘルシンキ市街までのんびり40分歩いて移動。
途中、小僧とは言えない巨大な小便小僧を目撃。
【Playback of flight AY1031 on 9th AUG 2025】