【セキュリティ事件簿#2025-304】株式会社ネクスグループ 当社子会社の非公開資料への外部アクセスに関するお知らせ 2025/7/29

 

当社の連結子会社が保有する非公開資料に対し、外部の第三者からアクセス試行が行われていたことが判明いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。

2025 年2月中旬頃、当社連結子会社が保有する、限定された関係者のみが閲覧可能な重要資料(以下「本件資料」といいます。)に対し、株式会社クシムの代理人弁護士(以下「当該弁護士」といいます。)

のフルネーム及び所属法律事務所名(OMM 法律事務所)から構成されるアカウント(以下「当該アカウント」といいます。)から、アクセスリクエストが実行されていたこと(以下「当該アクセスリクエスト」といいます。)が、当社グループのアクセスログの確認により明らかとなりました。本件資料は、特定のURL(以下「本件 URL」といいます。)を把握していなければ、アクセス不可能な設定となっており、結果的に当該アクセスリクエストは承認されなかったため、本件資料の閲覧には至っておりません。

当社は当該アクセスリクエストの経緯について当該弁護士に事実確認を行ったところ、当該アカウントは当該弁護士の所属事務所が当該弁護士の同意を得て作成したものである旨、並びに株式会社クシムの現代表取締役である田原弘貴氏(以下「田原氏」といいます。)より、本件資料が入ったクラウドサービスは株式会社クシムが情報管理を行っている旨の情報共有があった旨の回答がございました。

当社は、上記の回答を受けた後、さらに詳細な経緯を確認するため、追加の質問書を当該弁護士に送付いたしましたが、回答期限までに回答は得られておりません。

現時点で、本件資料の内容が外部に流出した事実は確認されておりませんが、当社グループでは、弁護士を通じたアクセスリクエストである本件を重く受け止めております。

つきましては、今後の調査の結果、当該アクセスリクエストが法令その他の諸規程等に照らして不適切であると判断した場合は、当該弁護士、田原氏又はその両名に対して法的手続等を行うことを検討しております。

引き続き、情報管理体制の徹底強化と不正アクセス防止に万全を期してまいります。

今後も、透明性の高い情報開示を通じて、株主、投資家及び関係者の皆様の信頼にお応えしてまいります。当社グループへのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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