マクセル株式会社は、当社の連結子会社である Maxell Tohshin (Malaysia) Sdn. Bhd.(マレーシア ムラカ州/以下、MTM)のサーバーが第三者による不正アクセスを受け、ランサムウェア感染被害が発生したことを 2025 年 8 月 8 日付で「海外連結子会社におけるランサムウェア被害発生のお知らせ」を当社ホームページにおいて公表いたしましたが、その後、MTM が保有する個人情報および顧客情報が一部漏えいしたことが確認されましたのでご報告いたします。
お客様および関係者の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
当社は、被害発生後、速やかに対策本部を設置のうえ、現在も外部のセキュリティ専門家の支援を受けながら、漏えいした、または漏えいの可能性がある情報や影響範囲を特定するための調査を実施中です。被害の全容および原因の把握には、今しばらく時間を要する見込みにつき、現時点で判明している内容について、下記のとおりご報告いたします
■経緯・状況
2025 年 7 月 22 日、MTM の業務サーバーに対して不正アクセスが発生し、社内の一部サーバーが暗号化され、起動不能となっていることを確認しました。
ただちに、感染の疑いがあるサーバーを社内ネットワークから切り離し、調査および復旧作業を開始しました。これにより一部業務、特に出荷業務に影響が生じましたが、7 月 23 日には社内システムの復旧を完了し、7 月 24 日より通常業務を再開しております。
8 月 28 日に、本件の攻撃者が管理するリークサイトへ掲載された内容と MTM 保有情報の一部が一致することを確認し、現在、漏えいされたおそれがある情報や影響範囲を特定するための調査を実施中です。
本情報を悪用した不審なメール(フィッシングメールやスパムメールなど)が送信される可能性があります。不審なメールを受け取られた場合は、開封せず削除いただくようお願い申し上げます。
お客様、お取引先様をはじめとする関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、重ねてお詫び申し上げます。
また、今回の事態を重く受け止め、原因の追究と情報セキュリティ体制の一層の強化、徹底を図り、再発防止に尽くしてまいります。
【2025/8/8リリース分】