【セキュリティ事件簿#2025-186】学校法人宮城学院 ランサムウェア感染によるネットワーク遮断措置について 2025/5/16

 

1.経緯

2025 年 5 月 12 日朝、サーバの1つがダウンし、ファイル拡張子、設定内容について書き換えられている事象を確認しました。これを受けて調査を行った結果、ランサムウェアに感染していることが確認されました。その後、他のサーバについて確認を行った結果、他のサーバについても感染が確認されたことから感染が全学院にわたっていると判断し、感染拡大防止並びに情報流出の抑止を最優先に考え、全学院的にネットワークの遮断を行うことといたしました。

2.影響

学内及び学外との通信を遮断したことにより、各設置学校における教務システム、ポータルサイト等の利用ができなくなっております。ただし、本学院 WEB サイト及びメールについては利用が可能となっております。

なお、被害については、現在、専門業者による調査を行っておりますので、わかり次第お知らせいたします。

3.今後の見通し

専門業者によるアクセスログ等の解析を行い、その後、ネットワークの復旧作業を順次行っていくことになります。この作業については約 10 日程度を要する見込みとなっています。

4.最後に

この度のランサムウェア感染に伴うネットワーク遮断措置を講じることとなり、皆さまにはご不便をおかけしておりますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

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