はじめに
2025年に取得したワンワールド特典航空券の8区間目及び9区間目のフライト。
ちなみにここで「ん?」って気が付いたあなたはワンワールド特典航空券にかなり詳しい方です。
実は当初とフライト計画に若干の変更が生じております。
【当初計画】
1本目:BKK-CMB@UL405
2本目:CMB-KUL@UL318
3本目:KUL-NRT@MH70
4本目:HND-DEL@JL39
5本目:DEL-HEL@AY122
6本目:HEL-TLL@AY1031
7本目:HEL-NGO@AY79
8本目:NGO-PVG@JL883
実は最後の8本目のJL883、2024年11月の発券時は運行していたのですが、運休になってしまいました。ワンワールド特典航空券は最大8区間までとなるため、下記のように本来あり得ない9区間目が誕生していたのです。
【変更後】
1本目:BKK-CMB@UL405
2本目:CMB-KUL@UL318
3本目:KUL-NRT@MH70
4本目:HND-DEL@JL39
5本目:DEL-HEL@AY122
6本目:HEL-TLL@AY1031
7本目:HEL-NGO@AY79
8本目:NGO-HND@JL200
9本目:HND-PVG@JL85
航空会社都合とはいえ、計9区間のワンワールド特典航空券はかなりレアです。
チェックイン
そんなわけで今回の旅のスタートは中部国際空港1階にあるカプセルホテル「TUBE Sq」から。
普段はルートインを愛用するおいらですが、前日21:00にセントレアに着いて、翌7:40のフライトでセントレアを発つので、定宿よりもロケーションを優先しました。
「TUBE Sq」はロケーション的には最高なのですが、カプセルホテルが故、宿泊客にいびきをかく客がいると、睡眠の質は大きく低下します。
この日はザンネンな宿泊客がいて、あまり眠れませんでした。
6:00くらいにチェックインしてラウンジでのんびりしようと思って少し早めにJALのカウンターに行ったところ、受付は6:15~ということ。
オンラインチェックインも失敗したため、大人しくカウンターオープンを待ちます。
待っているうちに続々と人がやってきます。国内線カウンターと国際線乗り継ぎカウンターは物理的に分かれているのですが、国際線乗り継ぎカウンターにも結構な行列ができていました。
名古屋からJAL国際線に乗り継ぐ人、結構いるんですね。
ついでに言うとこの日はインド人が多めでした。車関係の視察の印象でビジネスクラスレーンも大変混雑していました。
![]() |
JAL国際線乗り継ぎカウンター |
6:15になり、カウンターがオープンします。
ちなみにカウンターオープン時は下記の動画の様な挨拶とお辞儀がありました。海外であることは噂に聞いていたのですが、国内もあるんですね。貴重な一幕を拝見させていただきました。
というわけで、JGCカウンターに一番乗りでチェックインをしてもらいます。
ところが、状況がレアすぎるせいか、発券できません。カウンターのスタッフでは対応できないようで、奥からチーフっぽい方が出てきて、対応いただきました。
再作成が必要ということで、最終的に40分近くかかったものの、無事発券に成功し、飛行機に乗れることになりました。めでたしめでたし。
ラウンジによる時間は無くなったので、搭乗ゲートに直行します。
搭乗・機内サービス(JL200)
ちなみにセントレアのJAL国内線の初便はJTA運行の沖縄行き。羽田は2番目だった。
成田-セントレア間は国際線機材が多い印象だが、羽田-セントレア間は普通の国内線仕様の737
ドリンクサービスもなく、飴の配給のみでとっても簡素。
チェックイン(JL85)
羽田に着いたら第3ターミナルに向かうが、ターミナルを出なくても第3ターミナルに行く方法がある模様。
第1ターミナルの30番と91番からバスが出ているようなので、最初に目に入った91番ゲートを目指す。
バスは15分間隔くらいで走行している感じ。
ちなみに、国際線の搭乗券とかは持っていなくても利用できる。
ルートはこんな感じ。制限エリア内の飛行機の横を走っていくのでとっても面白い。今後は羽田に着陸したら普通に出ないで30番か91番からバスに乗って、飛行機と触れ合ってから第3ターミナル経由で帰るのが面白い気がしてきた。
無事第3ターミナル到着。既に発券はしてもらっているので、第3ターミナルではFace Expressの登録だけしてさっさと出国。
ラウンジ
出国後は迷うことなくキャセイのラウンジに向かう。
朝ごはんを頂きます。担々麺はおいしいです。ちなみに香港のキャセイラウンジで食べる担々麺が個人的には世界一美味しい担々麺だと思っています。
食後は席を移動してキャセイデライトを頂きます。
幸せいっぱいになったので搭乗ゲートに向かいます。
搭乗・機内サービス(JL85)
正面が今回の搭乗機。左にはガルーダインドネシア航空機がいます。
搭乗時間が重なっていることもあり、搭乗ゲートは賑やかです。
早速搭乗します。今回の座席はSSⅡ、個人的には収納とスペースのバランスがとれているので一番好きです(SSⅠは収納が無く、SSⅢは相対的に圧迫感があります)。
ちなみにSSⅡはB767にのみ搭載されています。
機内食メニュー。JALは欧米線中心の長距離路線、アジア線中心の中距離路線、極東エリア中心の短距離路線でサービスに濃淡をつけています。
中距離線以上に搭載されているモクテルも短距離路線にはありません。
フライト時間も短いことから、離陸前に機内食のオーダーを取りに来てくれます。
今回は特別食をオーダーしているので、ドリンクだけオーダーするのですが、モクテルが無かったため、かなり焦りました。結局ほうじ茶をチョイス。
ちなみに普通の機内食のメニューはコチラ
離陸後に早速機内食が提供されます。
備忘録がてらに書いておくと、特別機内食をオーダーすると、機内食自体の提供のされ方が少し変わります。ざっくり書くと↓な感じ
【普通の機内食の流れ】
1.スナックとドリンクのサービス
2.機内食の提供
3.デザートの提供
4.食後ドリンクの提供
これが、特別機内食になると少しカットされる
【特別機内食の流れ】
1.ドリンクと機内食の提供
2.食後ドリンクの提供
端的に言うと、何故か食前のスナックと食後のアイスが提供されない。
この違いを踏まえて特別機内食は利用したほうが良いです。ハイ。
んで、今回はフルーツミールをオーダー。フルーツミールにしておけば、ラウンジでもお腹いっぱい食べられるという算段。
んで、登場したのがコチラ。
バナナ、メロン、巨峰、パイナップル、リンゴ、キウイ、マンゴーと、まさにフルーツパラダイス。
フルーツミールは大変美味しく頂きました。目論見通りボリュームも少なく・・・というか、ちょっと少なすぎたので、食後のドリンクと併せてスナックを頂きました。
「短距離路線なのでこんなものしかないのですが・・・」とのことで、おつまみミックスを頂きました。短距離路線だと、ドライ納豆も積んでいない感じ。
短距離路線でも着陸前のご挨拶はありました。「上海でおいしいものたくさん食べてくださいね」とのありがたいご挨拶を頂いて上海着陸です。
この先の予定を見越してフルーツミールにしたのですが、それを見抜いた感のあるJALのチーフパーサーはすごいと感じた。
着陸後
アンソニー・ボーデインという人物(故人)を知っているだろうか?
彼が主演していた「アンソニー世界を喰らう」というディスカバリーチャンネルの番組がとても好きで、先日YouTubeで上海での動画が見つかった。
ここで登場した「南翔饅頭店」。巨大な小籠包にストローを刺して食するものがあるらしい。
「これは行かねば」ということで決行。
上海は空港から市街までリニアモーターカーと地下鉄が走っている。
というわけで、往路はリニア、復路は地下鉄で行ってみることにした。
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空港のリニア駅 |
空港のリニアの駅でリニアの片道券と地下鉄の1日乗り放題がセットになったチケットを購入する
リニアは空港と市街までを10分弱で結びます。
今の上海リニアの最高時速は300キロ。最高速度を抑えてしまった結果、実は新幹線と変わらない。
リニアから地下鉄に乗り換えて30分弱で目的のお店に到着。
早速ストローを指して食する小籠包と、その他小籠包を2つ(豚とカニ)頼んでみます。30分くらいで料理が提供されました。
手前がストローで刺して食する小籠包。奥が普通の小籠包。
ちなみにストローは紙製で、意外にも環境に気を使っています。
ストローで刺して食する小籠包は難しかった。ストローを刺したところから中のスープがあふれ出し、慌てて飲もうにも熱すぎて手が出ない。でも飲まないとどんどんあふれてくる。
焦っているうちにストローで包の底に穴をあけてしまい、大洪水に・・・
小籠包12個と巨大な小籠包1個でお腹パンパンの「腹パン」です。
小籠包は台湾の鼎泰豊でも楽しめますが、ストローで食する巨大な小籠包は世界でもここだけではないでしょうか?とても貴重な体験をさせていただき、ホテルに帰ります。
ちなみに、翌日バンコクに移動し、ターミナル21のフードコートでご飯食べていたら、「南翔饅頭店」が出店するとのことで、絶賛工事中でした。
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バンコクのターミナル21(Pier21) |
危険を冒して上海まで行かなくても、バンコクで安全に「南翔饅頭店」を楽しむことができますので、気になる方はこちらの方がいいかもです(ストローで食する小籠包があるかは不明)
JL200&JL85搭乗日:2025年10月11日