元弊社従業員による個人情報の不正使用について 2022 年 5 月 26 日 株式会社東急コミュニティー


このたび、弊社が東京都港区より指定管理を受けております港区民向け住宅において、元弊社従業員1名が、弊社退職時(2021 年9 月30 日付)にご入居者様の個人情報を持ち出し、退職後ご入居者様に挨拶等を行った事案が発生いたしました。本事案に伴いご入居者様14 名の氏名・住所・電話番号の個人情報が流出いたしました。

ご入居者様及び関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

なお、該当するご入居者様に対しては、既に個別にご連絡およびご説明をさせていただきました。弊社はお客様の個人情報を取り扱う指定管理者として、コンプライアンスを重視し、社員教育にも努めてまいりました。また、退職にあたり個人情報の重要性について説明した上で、退職後の機密保持に関する誓約書を提出させておりましたが、この度の元従業員の行動は、こうした弊社の基本方針にも反するものであります。

改めまして弊社は今回の事態を重く受け止め、引き続きこれまで以上に個人情報の取り扱いについての社内教育並びに管理体制の強化に努め、再発防止に取り組んで参る所存でございます。


1. 流出した個人情報の件数 14 件

2.個人情報の流出時期、内容
 流出時期:2021 年12 月20 日
 内 容:氏名・住所・電話番号

3.経緯

2021 年 12 月 20 日、区民向け住宅のご入居者様より、元弊社従業員から連絡があった旨の匿名通報が港区に入る。弊社にて元従業員に確認した結果、弊社退職の際、一部区民向け住宅ご入居者様の個人情報を持ち帰り連絡を行ったことを確認。

4.発覚後の弊社対応
  • 2021 年12 月20 日、東京都港区への報告を実施
  • 2021 年12 月21 日~22 日、個人情報が流出した入居者14 名への電話による謝罪を実施
  • 2021 年12 月28 日、東京都港区に帯同し警察へ相談
  • 2022 年5 月26 日、国土交通省、一般社団法人 日本情報経済社会推進協議会(プライバシーマーク認証機関)へ報告を実施
5.再発防止策
  •  個人情報の取扱いに関する臨時教育の実施
  •  社内ルールの徹底に向けた定期的な社員教育の再実施
  •  退職予定者に対する個人情報取扱いに関する説明の更なる徹底
  •  私有物管理を含めた物理的安全管理措置の強化