【セキュリティ事件簿#2023-419】豊田市 市内中学校における生徒の個人情報の漏えいについて

 

豊田市立豊南中学校(生徒数:692人/水源町)において、3年生の生徒214人分の進路希望調査のデータが、令和5年10月10日(火曜日)から15日(日曜日)午後11時頃まで、特定のクラスの生徒(31人)の学習用タブレットから閲覧できる状態であったことが発覚しました。

発覚日

令和5年10月15日(日曜日)

経緯

10月15日(日曜日)午後10時頃

データを閲覧した生徒の保護者から、「他のクラスの子の進路希望調査のデータを見ることができるが大丈夫か。」という連絡が担任教諭に入り、3年生の生徒214人分の進路希望調査(志望校など)のデータが閲覧できる状態であったことが発覚した。

同日午後11時10分頃

事態を把握した同校の教諭が当該データを削除。

10月16日(月曜日)

学校長が担当教諭及びその教諭が受け持つクラスの生徒に事実確認を行い、特定のクラスの生徒のみが当該データを閲覧できる状態であったことを確認。また市教育センターによる調査の結果、当該データは10月10日(火曜日)に掲載されたことを確認。同日学年集会を開き、3年生の生徒に説明及び謝罪を行った。

原因

教諭が本件とは無関係のデータを学習用タブレットからアップロードしようとした際、誤って本来共有してはいけないデータをアップロードしてしまったことによるもの。

再発防止策

個人情報を扱うデータの保存場所についてのルールを徹底するとともに、アップロード前に複数の教諭でチェックする体制を強化する。

今後の対応

10月18日(水曜日)午後6時から保護者説明会を開催し、謝罪及び経緯、再発防止策について説明を行う。

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