カシオ計算機株式会社のICT 教育アプリ「ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)」 のシステムへの不正アクセスによって個人情報漏えいの報道が昨日ありました。その後県立学校職員及び生徒の個人情報が含まれると当該企業から報告がありました。
1 概要
カシオ計算機株式会社が管理運用する「ClassPad.net」の開発環境のデータベースに対して、外部からサイバー攻撃が行われ、その結果そのデータベースに含まれていた県立学校職員及び生徒の個人情報が漏えいしました。
2 経緯
令和5年10月11日(水曜日)夕方、カシオ計算機株式会社担当者が開発環境での作業を試みた際にデータベースに障害が発生していることが発覚し、カシオ計算機株式会社が事態を把握しました。10月18日(水曜日)17時54分、カシオ計算機から学習指導課に本件について報告がありました。
3 カシオ計算機株式会社が把握している漏洩した個人情報
1 氏名
2 メールアドレス
3 国/地域
4 学校名・学年・学級名・出席番号(学籍番号)
5 購買に関する情報(注文明細、決済手段、ライセンスコードなど)※クレジットカード情報は保持しておりません。
6 本サービスの利用履歴やニックネームなど
- 現時点でカシオ計算機株式会社から報告のあった対象となる件数
県立高校11校・1団体の氏名696人分及びメールアドレス675件
4 教育委員会の対応
カシオ計算機株式会社に流出した個人情報の詳細な報告を求めています。
すべての県立学校に、当該事案の周知をしていますが、現時点では不正利用等の被害の発生は確認されていません。