本県が実施する「福祉・介護人材マッチング支援事業」の「福祉の就職フェアinみえ」について、県の委託先である「社会福祉法人三重県社会福祉協議会」(以下「社会福祉協議会」という。)の職員が、企業に対して、就職フェアの開催案内に関する電子メール2通を送信する際、本来、BCC(ブラインドカーボンコピー)で送信するところ、それぞれ誤って宛先に入れて送信してしまい、メールアドレス計297件が流出していたことが判明しました。
当事者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びするとともに、今後、個人情報の取扱いには改めて注意するよう、委託事業者を指導し、再発防止を徹底してまいります。
1 内容
(1)概要
令和4年7月6日(水)に、社会福協議会が送付した電子メール2通について、送信先(33件と264件の計297件)をそれぞれBCCで送信するところを誤って宛先に入れて送信しました。
送信先の企業からの連絡により、社会福祉協議会がそのことを認識し、各送付先にお詫びのメールを送信しました。
令和4年7月7日(木)に、社会福祉協議会から県へ報告があり、事実関係の確認を行うとともに、同日中に各送付先に電話によるお詫びとメールの削除依頼を行うよう指示しました。
その後、社会福祉協議会から各送信先にお詫びと削除依頼のメールを送信するとともに、電話でも送付先に連絡を行い、本日、すべての送信先からメール削除の承諾を得られた旨報告がありました。
(2)誤って送付された情報
法人および法人担当者のメールアドレス
(3)原因
社会福祉協議会の担当職員が、メール送信の際、送付先のメールアドレスはBCCへ入れるべきことは認識していたものの、不注意により誤って宛先に入れ、ダブルチェックも実施せず、そのまま送信してしまったことによるものです。
2 今後の対応方針
再発防止に向け、社会福祉協議会に対して、メール送信する場合は、送信前にダブルチェックを実施したうえで、BCCでの送信を行うよう再度指導を徹底するとともに、誤送信防止システムの導入等の検討も含め、対策を講じるよう指導します。