とくしま移住コンシェルジュを語る不審メールについて - 徳島県


【ご意見】

ほぼ毎日、短時間に何通も不審メールが届きます。

たまたま新聞やホームページで警鐘されているのを拝見していたので被害に合わずに済んでいますが、何年も前に登録した情報がなぜ外部に漏れたのでしょうか。また、どこまでの情報が漏れているのでしょうか?

原因や被害内容、今後の対策について今後説明はある予定ですか?

公的機関だからと信頼して情報を登録しているのに、担当部署のパソコンにウイルス感染は確認できませんでしたという説明だけでは不十分だと思います。

【ご回答】

ご意見をいただき,ありがとうございます。
この度の,とくしま移住コンシェルジュを装った「不審メール送信」について,ご心配,ご迷惑をおかけしており,お詫び申し上げます。

まず,これまでの経緯についてご説明いたします。

6月9日(木),「不審なメール受信」について,市町村及び「とくしまで住み隊」(徳島に移住を検討している方向けの会員制度)の会員から一報があり,6月10日(金),県内3市町及び「とくしまで住み隊会員」において,「なりすましメール」の受信が11件確認されたことから,直ちに,関係者への連絡,県ホームページ等での公表,また報道各社への資料提供等,県民の皆様に注意喚起を行いました。

さらに,6月14日(火),とくしま移住コンシェルジュの代表メールアドレス「tokushima-iju@dune.ocn.ne.jp」が,第3者に悪用され,迷惑メールが送信された可能性があることを確認したことから,直ちに「送受信の停止」,「パスワードの変更」を行うとともに,県民の皆様に,再度の注意喚起を行ったところです。

また,事案発生後,直ちに,とくしま移住コンシェルジュが使用するパソコン端末や,「とくしまで住み隊会員」の情報が保存されているサーバーへのウイルスチェック,さらには,全国で急増しているコンピューターウイルス「Emotet」の感染確認ツールによる調査を行いました。調査の結果,ウイルス感染は確認されておりませんが,引き続き専門家に相談しながら,原因究明に向けた調査を行っております。

なお,「なりすましメールを受信したこと」について,事案発生後,6月16日(木)までに計48件のご報告をいただきましたが,現在のところ,報告件数は減少傾向にあり,代表メールアドレスからの受信に関する報告や,ウイルス感染,メールアドレス以外の個人情報の被害報告もいただいておりません。

なりすましメール,不正アクセス,危害を加えるサイバー攻撃といった情報セキュリティ事案が全国で多発しております。今回の事案については,調査を継続し,緊張感を持って情報セキュリティ対策を講じるとともに,積極的に情報提供も行ってまいりますので,ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

なお,現在も不審メールを受信されている場合は,恐れ入りますが,徳島県とくしまぐらし応援課までご連絡をお願いいたします。