南房総市教育委員会は、令和4年7月17日に小中学校が使用する校務ネットワークに対して悪意のある第三者による不正アクセスを確認しました。この攻撃によりサーバーに障害が発生し、現在使用を停止しています。不正アクセスによる児童・生徒の情報が流出したかについては、警察・委託事業者と確認を行っています。
経緯
令和4年7月17日(日曜日)午前3時30分に、市の委託事業者がサーバーの疎通ができないことを確認しました。市と委託事業者が調査を行ったところ、ランサムウェア攻撃を受けたことが判明しました。現在はネットワークを遮断し、影響範囲を調査するとともに、警察に相談し、侵入経路等を調査しております。
情報流出について
該当のサーバーは、教職員の人事に関すること、教育活動の記録をはじめ、学校業務全般で使用しており、児童・生徒の個人情報(住所・氏名・保護者連絡先・成績・出席情報など)も含まれています。現時点において具体的な情報流出の事実は確認されておりませんが、引き続き調査を継続します。
今後の対応について
現在調査中の侵入経路等が判明しましたら、必要なシステムの見直しを進めて参ります。また、支障をきたしている学校の業務の遂行に向け応急的な対応を行っています。