LinodeのクラウドでKali Linuxを利用する / Kali Linux in Linode's Cloud


Linodeは、仮想プライベートサーバーを提供するアメリカのクラウドホスティング会社です。2022年2月にAkamai Technologiesに買収されました。

そのLinode上で、Kali Linuxが使えるようになっています。入手方法は以下の2つです。
  • 新しいLinodeを作成し、ディストリビューションとしてKaliを選択します。これで、ツールなしでKaliのインストールができます。

  • Linodeのマーケットプレイス
Linodeのマーケットプレイスを使うと、ウェブブラウザで直接Kaliのインストールをカスタマイズすることができます! 例えば、「どのメタパッケージをインストールするか(なし、デフォルト、すべて)」や「GUIアクセスをするか(VNC経由)」など、SSHでログインすることなくインストールをパーソナライズするための一連の質問が表示されます。これはかなりすごいです!

どのオプションが一番いいのか?それはあなた次第です。ある人は、ツールなしで、できるだけ少ないパッケージでインストールするのが好きです。そうすることで、クラウドインスタンスのランニングコストを削減し、システム環境をより理解することができます。しかし、できるだけ早く使い始めたい場合や、より使い慣れたグラフィカルな環境(Xfceなど)で使いたい場合は、マーケットプレイスのオプションの方がよいかもしれません。


KaliはLinodeのマーケットプレイスで無料で利用でき、コストはクラウドインスタンスのランニングのみです。

接続するためのユーザー名とパスワードは?
それは、その人次第です。ユーザー名は root (デフォルト) で、パスワードはセットアップ時に設定したものになります。また、セットアップ時にSSHキーを選択した場合は、SSHキーを使用することもできます。マーケットプレイス経由でインストールした場合は、入力したVNCの詳細情報を使用することもできます。

言うまでもないことですが、パーミッションがあることも確認してください。Linodeのセキュリティページやチケットなど、細かい注意書きをよく読んでください。

興味が出てきたら、Linodeのブログポストやドキュメント、Kaliのドキュメントをチェックしてみてください。