都立向丘高等学校において、個人情報の漏えいが発生しました。
関係者の皆様には、多大な御迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます。今後、再発防止を徹底してまいります。
1 事故の概要
同校で使用するMicrosoft Teams(以下、「Teams」という。)内の生徒が閲覧可能なフォルダ内に、同校生徒の入学選抜に係る情報が格納され、14名の生徒が当該情報にアクセスを行ったことが確認された。
(1)発生日
令和4年7月7日(木曜日)午前10時21分
(2)発生場所
都立向丘高等学校のTeams内
(3)格納した内容
1年生278名の入学選抜に係る情報等
2 事故の経緯
- 令和4年3月下旬、新1年生担当教諭が、名簿を作成した際に活用した新1年生278名分の入学選抜に係る情報等を、削除し忘れたまま学校の共有ファイルサーバに保存した。
- その後、情報科教諭が、共有ファイルサーバにアクセスし、令和4年7月7日(木曜日)午前10時00分、入学選抜に係る情報が含まれていることに気が付かないまま当該名簿ファイルをTeams内の生徒が閲覧可能なフォルダにアップロードした。
- 7月20日(水曜日)午後6時00分、生徒の中の一人がTeams内に当該ファイルがアップロードされているのを発見し、個人情報の漏えいが判明した。
3 事故発生後の対応
7月21日(木曜日)午前7時30分、事故発生の連絡を受け、当該データを削除した。また、当該ファイルへのアクセスログを解析し、当該ファイルをダウンロードした生徒を特定し、当該生徒に対して生徒所有の端末からのファイル削除を依頼し、削除されたことを確認した。
現在のところ、当該ファイルの外部への流出等、二次被害等の報告は受けていない。
4 生徒及び保護者への説明及び謝罪
令和4年8月8日(月曜日)、1学年保護者に対して説明会を実施し、経緯の説明と謝罪を行った。
5 再発防止について
今後、個人情報を厳正に管理するとともに、教職員に対して情報セキュリティの教育・指導を徹底していく。また、Teamsの適正な運用について、指導を徹底していく。
全都立学校長に対しても、個人情報の取扱い等について再度周知徹底を図っていく。