伊東市でIDとパスワードを推測して他部署のグループウェアに不正アクセスした職員が処罰される


伊東市は2022年10月26日、情報共有やスケジュール管理などを行う庁内グループウエアで、アクセス権限のない教育総務課の30代主事による他課への不正アクセスが起きたと発表した。職員は25日付で戒告の懲戒処分を受けた。

市によると、職員は9月14日に他課の権限で不正アクセスし、メールや添付ファイルの閲覧を行ったほか、ファイルの一部を自身の業務用パソコンに保存した。閲覧・保存した内容には市民に関わる情報は含まれておらず、外部への流出もないという。

職員は他課のIDとパスワードを推測して複数回ログインを試した末、正規のものと合致した。市はパスワード設定を見直すなどし、不正アクセスに対する対策強化を図っている。