大阪府立箕面支援学校において、大阪肢体不自由自立活動研究会(※1)(以下「研究会」という。)が主催する「第42回自立活動教育講演会」の参加者に対して、講演会のアンケートを依頼するメールを送信した際、参加者全員の電子メールアドレス(以下「アドレス」という。)が互いに見える状態で送信するという事案が発生しました。
このような事態を招きましたことを深くお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。
(※1)大阪肢体不自由自立活動研究会は、大阪府内の特別支援学校(肢体不自由)及び肢体不自由教育・研究機関に所属する教員等で構成される研究会。大阪府立箕面支援学校は、令和4年度に大阪肢体不自由自立活動研究会の事務局を務めている。
1 流出した情報
・講演会参加者(※2)私用アドレス181名分
(※2)参加者は、府内特別支援学校教職員、市町村小中学校教職員及び市町村教育委員会職員。
2 事案の経緯
8月9日(火曜日)
- 事務局の担当者が、講演会のアンケートを依頼するメールを参加者に一斉送信した。
9月16日(金曜日)
- 参加者から「アドレスが見える状態になっている。」と学校へ連絡があり、「宛先」欄にアドレスを入力して送信していたことが判明した。
9月20日(火曜日)
- 事務局の担当者から参加者に、メールで経緯説明及び謝罪を行った。
9月28日(水曜日)
- 校長が府教育庁に報告した。
10月21日(金曜日)
- 事務局の担当者から参加者に、メールの削除依頼を行った。
3 流出の原因
- メールを送信する際に、アドレスを「Bcc」欄に入力すべきところ誤って「宛先」欄に入力した。
- 外部の複数名にメールを送信する際は、送信前にアドレス及び入力欄に誤りがないか複数人で確認することとしていたが、それを怠った。
4 再発防止策
- 当該校及び研究会員に本件事案を共有し、個人情報の取扱い及び外部にメールを送信する際の誤送信の防止等に関することが記載された資料を配布し、注意喚起を行った。
- メール送信前には、すべてのアドレスが「Bcc」欄に入力されていることを必ず複数人で確認し、送信することを周知徹底する。
- 府教育庁から、全府立学校に対して、本件事案を周知するとともに、個人情報の取扱いについて万全を期すよう、注意喚起を行う。