区は、成人の風しん対策事業の予防接種助成を申請した区民に対し、申請時に提出された健康診断結果票(記載項目:カナ氏名、生年月日、職場、身長体重、視力、血圧、風しん抗体検査等)を郵送で返却する際、並行して処理していた別の区民への発送物に誤封入して送付してしまいました。
区は、再発防止に向け、発送作業時の事務処理手順等を見直して個人情報の取扱いに厳正を期すともに、再発防止策を徹底し、区民の皆さまの信頼回復に努めてまいります。
経緯
6月15日(水曜)、保健予防課は、成人の風しん対策事業の予防接種助成を申請した区民2名に予防接種予診票を郵送しました。そのうち1名に対しては、申請時に提出された健康診断結果票の原本を返却のために同封して送付しました。
6月17日(金曜)、保健予防課に、予防接種予診票を受け取った方から「他人の健康診断結果票が同封されている」という問い合わせがあり、誤発送していたことが分かりました。
保健予防課は、誤った資料が届いた方のご自宅を訪問して直接謝罪をするとともに、当該資料を回収しました。
また、もう一人の方に対しても速やかに連絡をとって謝罪し、ご本人の希望により、郵送で健康診断結果票を返却しました。
原因
書類発送の際は複数の職員で発送物を確認していますが、今回、封緘の段階で書類の差し替えが発生し、その際にダブルチェックをせず発送してしまいました。
再発防止策
区は、直ちに、職員に向けた個人情報の取扱いに関する研修と再発防止対策検討会を実施し、職員に個人情報の重要性を再認識させるとともに、書類発送時の確認項目や作業環境、事務処理手順を見直し、再発防止に向けて徹底するよう指導しました。