宮城県の県立高校において、ウェブサイトより学校説明会へ申し込んだ中学生の個人情報が、第三者より閲覧できる状態だったことがわかった。
宮城県によれば、2022年6月20日9時から17時にかけて、ウェブサイトより同校の学校説明会へ申し込みをした中学生の個人情報最大101人分が申し込みフォーム上のボタンより閲覧できる状態となっていたもの。
同日17時前に申し込みを行った中学生の保護者から指摘があり問題が判明。氏名、在籍中学校名、保護者参加の有無、参加日時、体験授業の希望などが含まれる。
職員が設定を誤り、フォームを公開してしまったもので、公開前に動作確認なども行っていなかった。問題の発覚を受けて申し込みフォームによる受付を中止。入力済みの情報を閲覧できないよう修正した。
同校では、対象となる中学生の保護者に対してメールで経緯を説明して謝罪。在籍する中学校の校長に対しても、電話で説明と謝罪を行っている。