盛岡四高で進路希望のデータ保存を誤り、生徒も閲覧可能に


宮城県教委は2022年6月22日、盛岡四高(上柿剛校長、生徒725人)で3年生の進路希望調査結果が、パソコンやタブレット端末上で生徒も閲覧できる状態で保存されていたと明らかにした。管理する教員が情報共有アプリ内の保存場所を誤った。現在は削除され、校外への情報流出はない。

県教委と同校によると、閲覧できたデータは、3年生240人分の氏名や志望大学・学部などを記した調査用紙のPDF。生徒と教員が課題の共有などに使う米マイクロソフトのアプリ「チームズ」内で16日から、3年生全員が見られる位置に保存されていた。

20日午後4時ごろに生徒の指摘で発覚。本来は閲覧を教員のみに制限すべきだった。学校は21日に生徒に謝罪し、閲覧状況を確認するアンケートを実施。23日に保護者説明会を開く。

出典:進路希望のデータ保存で誤り 盛岡四高、生徒も閲覧可能に | 岩手日報 IWATE NIPPOアーカイブ