即席麺の製造、販売を手がけるヤマダイは、同社公式サイトがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。被害状況について調査を進めている。
同社によると、2021年11月5日に従業員がウェブサイトへアクセスしたところ、通常とは異なる乱れた画面となり、意味をなさない文字列などが表示されたことから異常に気が付いたもの。
外部事業者に確認したところ、5日の午前中に攻撃を受けていたことが判明。同社ではウェブサイトの公開を停止し、アクセスを遮断した。
前日や同日朝の時点でも異常は見られなかったという。同社は茨城県や警察に被害を相談するとともに、外部事業者の協力のもと、影響の範囲など詳しく調べている。
公式サイトについては、安全性を確認した異なる環境のもとで再開する準備を進めており、一部機能を除いて2021年11月15日1時ごろに公開を予定。また公式サイト以外の社内ネットワークや製造ラインについては、異なる環境で管理しているとして、業務への影響を否定している。