当社は、2024 年 4 月 26 日付「ランサムウェア被害によるシステム障害のお知らせ」においてお伝えしたとおり、当社の複数サーバが暗号化されるランサムウェア被害の発生を確認しました。
そこで当社は、対策本部を設置したうえで、警察に相談するとともに外部専門家の協力を得て調査を実施し、被害の全容解明と再発防止に取り組んでまいりました。この度、調査の結果および再発防止に向けた取り組み等につきましてご報告を申し上げます。
お取引先様、関係先の皆様には多大なるご心配ならびにご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
1.発生の経緯および原因
2024年4月20日未明に、当社の複数サーバが暗号化されるランサムウェアによる被害を受けていることを確認いたしましたので、直ちに外部ネットワークを遮断するなどの対応を実施しました。その後、愛知県警に相談を行い、外部専門家の協力のもと原因や経路の究明などの調査を行ってまいりました。
その結果、今回の発生原因は、当社グループ会社の管理者アカウントを不正利用し、共同利用しているクラウドシステム経由で社内ネットワークに侵入したことが確認されました。
2.対策状況および再発防止に向けた取り組み
3.個人情報流出の可能性と対応窓口について
今回の調査を通じ、確証を得る事実は発見されていないものの、当社として個人情報漏洩の可能性を完全に否定することは難しいことから、万が一、情報流出があった場合の二次被害の防止を最優先と考え、流出可能性のある情報について以下のとおりお知らせします。
(1)お取引先様情報(会社名・住所・氏名・電話番号等)
(2)株主様情報 (氏名・住所・持ち株数・銀行口座・一部マイナンバー等)
(3)面接候補者情報 (氏名・住所・生年月日・学校名・顔写真等)
(4)当社従業員(退職者含む)情報 (氏名・住所・生年月日・電話番号等)
なお、現時点において、本件に関わる情報流出による二次被害は確認されておりませんが、万が一のことを考え、以下のとおりお問い合わせ窓口を設けました。当社関係者になりすました不審メールやご連絡があるおそれがございますので、くれぐれもご注意いただけますようお願い申し上げます。
また、個人情報保護委員会へは2024年 4 月23日(速報)と6月13日(確報)に報告済みです。
今回の件でご心配ならびにご迷惑をおかけしておりますお取引先様、関係先の皆様には改めてお詫び申し上げます。今後は、当社の信頼を回復させるべく全社一丸となって取り組みを進める所存でございます。引き続きご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。