さいたま市水道局の委託業務における業務再委託先のネットワークが外部から不正アクセスを受け、当市水道局をご利用の一部のお客様に関する情報が外部から閲覧可能な状態になっていたことが判明しました。
※7月17日時点での個人情報の不正利用等は確認されておりません。
1.概要
(1)発生の状況
当市水道局の配水管やお客様の引込み管等の情報を管理するシステム(管路情報システム)の運用業務を委託している水道マッピングシステム株式会社(以下「AMS」とする。)から再委託している東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社のネットワークが外部から不正アクセスを受け、一部のお客様に関する情報が閲覧可能な状態になっていました。
(2)判明した経緯等
7月17日(水曜日)16時ごろ、AMSから、外部からの不正アクセスを受け当市水道のお客様に関する情報が閲覧可能な状況にあったとの連絡があり、個人情報の流出の可能性が判明しました。
なお、AMSによると、不正アクセス確認後、ネットワークへの外部からの経路は、速やかに接続遮断を行い、それ以降外部からアクセスができないよう対策を講じたとのことです。
2.流出した可能性のある個人情報
7月17日時点で判明している流出した可能性のある個人情報は、当市水道局をご利用の一部のお客様の2005年度、6,399件の情報(お客様番号、お客様名、住所、電話番号、使用量)
※7月17日時点での個人情報の不正利用等は確認されておりません。
3.今後の対応
現在、その他の個人情報の流出の有無等について調査中です。あらためて判明した事実は、市ホームページなどでお知らせします。情報が流出した可能性のあるお客様への連絡等については、委託業者と連携して速やかに進めるとともに、原因究明や再発防止に向けた必要な対策を求めていきます。
4.再発防止策
委託業者に対し、個人情報の厳正な管理や情報セキュリティ指導の徹底について、再度指導・監督を行い、再発防止に努めてまいります。