神奈川県営水道(企業庁)の業務委託先のネットワークが外部から不正アクセスを受け、県営水道をご利用の一部のお客様に関する情報が外部から閲覧可能な状態になっていたことが判明しました。
1 概要
(1)発生の状況
県営水道の配水管やお客様の引込管等の情報を一元管理するシステム(管路情報システム)の運用業務を委託している、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(東京都港区。以下、「T社」。)のネットワークが不正アクセスを受け、県営水道のお客様に関する情報が外部から閲覧可能な状態になっていました。
(2)判明した経緯等
7月16日(火曜日)16時頃、T社から、外部からの不正アクセスを受け県営水道のお客様に関する情報が閲覧可能な状況にあったとの連絡があり、個人情報の流出の可能性が判明しました。
なお、T社によれば、7月17日16時時点で情報流出の痕跡は確認されていないとのことであり、また、ネットワークへの外部からの経路は速やかに遮断し、外部からアクセスできないよう対策を講じたとのことです。
2 流出した可能性のある個人情報
県営水道ご利用の一部のお客様約3万7千件の情報(使用者名、住所、水栓番号、年間の使用水量)(7月17日時点)
3 今後の対応
情報が流出した可能性のあるお客様への連絡等については、T社と連携して速やかに進めます。
T社から詳細な報告を受けるとともに、原因究明や再発防止に向けた必要な対策を求めていきます。
4 その他
本日、T社が本件を含む情報流出の可能性に関するプレスリリースを行っております。