東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(東京都港区。以下、「TGES」。)のネットワークが外部から不正アクセスを受けたことに伴い、横浜市水道局がマッピングシステム(※)の開発業務委託時に同社に提供し、本来消去されているべき個人情報を含むデータが、同社サーバー内に残っていたことにより、情報が外部から閲覧可能な状態になっていたことが判明しました。
※水道管路等の情報を一元管理するシステム、開発期間は平成 30 年 10 月から令和2年5月まで
1 判明した経緯
7月 16 日(火曜日)16 時頃、TGESから、同社のネットワークが外部からの不正アクセスを受け、システム開発時に借用したデータの一部が閲覧可能な状況にあったとの連絡があり、個人情報の漏えいの可能性が判明しました。
なお、TGESによれば、7月 17 日時点で情報流出の痕跡は確認されていないとのことであり、また、ネットワークへの外部からの経路は速やかに遮断し、外部からアクセスできないよう対策を講じたとの報告を受けています。
2 漏えいした可能性のある個人情報
平成 30 年度時点で設置されていた、約 14,000 件の受水槽の申請に係る、申請者の住所・氏名・電話番号・受水槽の設置場所
3 今後の対応
情報が流出した可能性のあるお客様への連絡等については、TGESと連携して速やかに進めてまいります。
また、TGESから今回の一連の経緯について詳細な報告を受けるとともに、開発終了時に適切にデータが消去されなかった原因究明を求めていきます。
その上で、再発防止に向けた必要な対策を検討していきます。
4 その他
7月 17 日に、TGESが本件を含む情報流出の可能性に関するプレスリリースを行っております。