株式会社テレビ新潟放送網は、社内のネットワークに接続されている複数の端末やサーバがサイバー攻撃にあい、内部のドライブのデータを暗号化される事案が発生しましたのでご報告いたします。
3 月 11 日(月)の朝、弊社のネットワーク管理者が、社内で勤務する関連会社の社員からファイルサーバのファイルにアクセスできないとの連絡を受け、ネットワークの状況を確認しました。その結果、社内のネットワークに接続されている複数の端末やサーバの内部ドライブのデータが暗号化されており、正常に動作していないことを確認しました。
その後、社内のシステム担当者を中心とした調査チームを立ち上げ、被害について調査をしたところ、外部からのサイバー攻撃によるものと判断されたため、新潟県警や専門の調査会社に協力を依頼し、詳細な解析を進めております。
このサイバー攻撃による個人情報の漏洩については、現在までの調査範囲では確認されておりませんが、引き続き詳細な調査を継続してまいります。
また、社内のネットワークからインターネットなどの社外へのネットワークへの攻撃の拡大は無かったことも確認しております。
被害を受けた端末やサーバは、主に情報システム系および番組制作系のものであり、このサイバー攻撃による放送への影響は無かったことを、併せてご報告いたします。
今後は、サイバー攻撃の内容の詳細について新潟県警や調査会社と協力して解析を行い、被害が発生した原因を特定するとともに、再発防止に向けたシステムの見直しなどを含めて対策を検討いたします。
今回の事態を招いたことについて、視聴者および関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。