市立小学校に勤務する20代教員が、児童の個人情報が入ったUSBメモリを紛失する事案が発生しましたので報告いたします。
USBメモリには、当該教員が担当する5,6年生全員の氏名や1学期の成績等が保存されていました。
本事案につきましては、当該教員が警察に遺失物届けを提出しましたが、現在のところまだ発見されておりません。なお、現時点で個人情報の流出は確認されておりません。
事案の経過
8月7日(月曜日)
当該教員が夏季休業中に新学期の授業準備をするため、校長の承認を得て、校内職員共有ハードディスクからUSBメモリへデータをコピーし、校内設置の「校外への個人情報持ち出し記録簿」に必要事項を記入後、USBメモリを自宅へ持ち帰った。
8月13日(日曜日)
当該教員が自宅で、USBメモリがなくなっていることに気づき、校長へ連絡。
8月18日(金曜日)
校長から市教育委員会へ報告。
8月22日(火曜日)
当該教員が警察署へ遺失物届を提出。
個人情報の内容
- 担任学級の国語、算数、図工、体育の1学期の成績
- 5,6年生の教科担当をするクラスの社会科の1学期の成績
- 運動会の実施計画書
今後の対応
当該教員は、学校の「個人情報取扱い要項」に従い、学校の許可を得て校外に個人情報を持ち出し紛失したことから、教育委員会では再発防止のため、市内全校の「個人情報の取扱に関するガイドライン」等の見直しやコンプライアンス研修の実施を通して、改めて教員の厳正な服務規律の確保の徹底を図り、信頼回復に努めてまいります。