1 事案の概要
宇部市教育ネットワーク内におけるグループウェア(Microsoft Teams)の利用において、プライバシー設定の誤りにより、小学校児童の個人情報の一部が漏洩したことが判明しました。
なお、本事案については、宇部市教育ネットワーク内における情報漏洩であり、閲覧は、小中学校の児童生徒及び教職員用端末に限定されます。
2 事案が判明した経緯
8月2日(水曜日)、児童が持ち帰った1人1台端末でグループ内の情報を閲覧した保護者からの通報により判明。
3 事案発生の原因
教職員がグループを作成する際に、プライバシー設定を誤って「パブリック(公開)」としたことにより、363グループ中5グループについて、グループ外のネットワーク利用者も閲覧可能となっていた。
4 漏洩した(閲覧が可能であった)児童の個人情報
小学校1校(1グループのみ)
- 指導資料(学級・氏名のイニシャル〈1文字〉・生活の様子)
- 班別名簿(111名の氏名)
5 事案発覚後の対応
閲覧可能であった5グループについて、設定変更または削除により対応
6 再発防止策
- グループ作成時の「プライベート(非公開)」設定など、個人情報の適切な管理について、教職員に再度、周知・徹底を図る。
- 教育委員会が定期的に設定状況を確認する。
7 教育長のコメント
このたび、教育ネットワークにおけるグループ作成時の誤設定により、個人情報の漏洩が発生し、該当校の児童や保護者をはじめ、市民の皆様に御心配をおかけしたことに対して、深くお詫び申し上げます。
教育委員会としましては、電子情報及び個人情報の取り扱いについて、より一層の指導の徹底を図り、教育行政及び学校教育の信頼回復に取り組んでまいります。