この度、当行の行員(以下「本行員」といいます。)が、お客様の個人情報が登録されている顧客データベースを私的に利用し、お客様 4 名の氏名及び住所を弁護士に開示するとともに、4名の方のその他の個人情報については開示したおそれがあることが判明いたしました。
お客様には、多大なご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを、深くお詫び申し上げます。
当行としては、今回の事態を重く受け止め、個人情報の取扱いに関する安全管理を改めて徹底し、再発防止に全力で取り組んでまいります。
1. 本件の概要
当行の顧客データベースに業務上のアクセス権限を有する本行員が、私的な郵便を送付する目的で、4 名の特定のお客様の氏名や住所を確認するために、当行の顧客データベースを閲覧し、本行員が個人的に依頼した弁護士に当該お客様の氏名、住所を開示したことが判明しました。
2. 漏えいが発生、又はそのおそれがある個人データの項目
当該お客様の氏名、住所、預金口座情報、取引情報、預り資産・ローン等の状況、職業、勤務先等のデータ(下線部は弁護士に開示した情報。それ以外は、漏えいのおそれがある情報)。なお、本行員によれば、当該弁護士に対して氏名及び住所以外に閲覧した個人データは開示していないとのことです。
3. 本件の原因
当行は、従業員に対して、顧客データベースの私的な利用を固く禁じていたものの、本行員が自らの私的な目的のために利用しようとしたことが原因です。
4. 対応状況
現在、本行員には、当行の顧客データベースへのアクセスを禁止しております。また、当該お客様 4 名のうち 3 名に対しては、7 月 21 日までに郵送により、謝罪及び事実のご報告を行いましたが、残り 1 名の方にはご連絡がついておらず、この公表により謝罪及び報告に代えさせて頂きます。
なお、この公表以降に、当行からお客様皆様に対して個人情報や口座情報についてお伺いしたり、通帳等の確認を要求したりするなど、個別に連絡をとることは一切ございません。当行になりすました連絡には対応されませんよう、ご注意ください。
5. 再発防止策
当行は、今回の事態を重く受け止め、個人情報の取扱いに関する安全管理を改めて徹底するほか、当行の従業員に対して個人情報保護の教育を実施するなどして周知に十分に努め、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。