札幌市は2023年6月15日、市内の中学校に勤務する50代男性教員が学生35名の情報を意図的に外部流出したとして、懲戒免職処分にしました。
情報によると、男性教員は2022年5月~2022年10月にかけて、同僚の教員が担当するクラスの生徒の成績データや女子生徒の容姿をランク付けした文書を匿名で外部流出。さらに教員は同僚の教員が流出させたように見せかけるため、データをUSBメモリに記録して、同僚が落としたものを取得したように装い新聞社に送付していました。
ところが、2022年6月に札幌市に情報提供があり、教員が関与している可能性が浮上。札幌市が教員に聞き取り調査したところ、教員が事実を認め「同僚をねたんでいた」などと説明。札幌市は教員を懲戒免職処分にするとともに、地方公務員法違反の疑いがあるとして道警に相談しています。