【セキュリティ事件簿#2023-238】社会福祉法人あじろぎ会宇治病院 不正アクセスによる情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び 2023年6月12日


平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

先般、当法人は第三者による不正アクセス攻撃を受け、当法人が保有する個人情報の一部がランサムウェアにより暗号化されたこと (以下「本件」という) が判明しました。

当法人といたしましては、当該不正アクセスの事実から個人情報が外部に流出した可能性を完全には否定しきれないものと判断し、お知らせをさせていただきます。

なお、現時点において、本件に共づく個人情報の不正利用等の事実は確認されておりませんのでご安心下さい。

当法人では今回の事態を重く受け止め、より一層の管理体制の強化と再発防止対策に全力で取り組んでいるところでございます。

このたびは、患者・利用者様をはじめ、多くの皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

本件の対象となる皆様には、書面にてご通知をさせていただくとともに、お問い合わせ専用窓口を設置させていただきます。

今後も引き続き必要な調査を行い、新たな情報が判明した場合には、速やかにホームページ等でご報告をさせていただきます。

●本件の経緯

2023年1月6日未明、第三者による当法人への不正アクセス攻撃を確認、システム内一部データの暗号化と攻撃者による脅迫文を確認しました。 その後、専門機関によるフォレンジック調査の結果、外部へのデータ通信履歴が確認できたことから、情報流出の可能性を完全には否定しきれないものとの判断に全りました。

●情報流出した可能性のある情報

(1) 患者様及び患者ご家族様の情報
・氏名、性別、生年月日、住所、電話番号

(2) 退職者合む当法人職員の情報
・氏名、性別、生年月日、住所、電話番号

●当法人の対応

当法人は、本件発覚後速やかに警察当局や専門家とも連携の上、二次被害防止と再発防止に向けたセキュリティ強化に努めております。

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