【宿泊記】インターコンチネンタル ハノイ ランドマーク 72(InterContinental Hanoi Landmark72)

 

インターコンチネンタル ハノイ ランドマーク 72に泊まってきた。

空港からタクシーで40分強。路線バスを駆使して2時間前後。徒歩で5時間の距離にある。


今回はインターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド宿泊特典を活用。ラウンジアクセス権付の部屋にして2泊で計243USD。


ちなみに、今回ノイバイ空港でファストトラックサービスを申し込んでみた(KLOOKで4000円程度)のだが、この効果が凄まじかった。

空港到着時、入国審査待ちが400~500人くらいいたのだが、全員すっ飛ばして、合法的に割り込ませてもらい、一瞬で入国審査を終えることができた。

まさに時間をお金で買うとはこのことを言うのだろう。いや~良いお金の使い方をした。

そんな訳でチェックイン開始15時で、ホテルには15:30頃に着くと言っておきながら、14:30過ぎにはホテルに到着してしまった。

建物にはインターコンチネンタルのプレートと、五つ星のプレートが。

拙者、実はインターコンチネンタルは人生初の宿泊なのです。ハイ。


建物に入ってみると、レセプションらしいところが見当たらず、ウロウロしているとホテルのスタッフに声を掛けられた。

どうもレセプションは62階らしい。

エレベーターに案内され、62階に向かう。ちなみに62階まで直行だった。


62階に着くとアンバサダーデスクを発見し、パスポートを差し出してチェックインをお願いする。

すると、今回の予約はラウンジアクセス権付きなので、ラウンジでどーぞということで、71階のラウンジに案内される。

ラウンジに到着すると、スタッフがドリンクメニューを持ってきてくれる。英語かベトナム語しかなく、慌てふためいてオレンジジュースを注文するが、果肉入りのオレンジジュースで大変美味しかった。


のんびりしているとスタッフが来て、いろいろ要望を聞き始める。

ここで拙者の英語力の無さが露呈する。

チェックアウト時間については理解できたので、16:00で依頼。

苦戦したのは最後まで分からず「ノーセンキュー」という羽目になったオプションが一つと、イブニングベッドメーキングサービス。

ルームクリーニングしてくれるはずなのに、何故夕方にベッドメーキングの話が出てくるのかが全く理解できず、二度も聞き直した挙句、「いつでもいいっす」というバカ丸出しな回答をする。

バカ丸出し繋がりで言うと、ウェルカムアメニティでポイントとウェルカムドリンクのどちらがいいか聞かれたが、予習の結果ウェルカムドリンクの方が価値が高いということだったので、ウェルカムドリンクのリクエストを出したら、「今ウェルカムドリンク飲んでらっしゃいますのでポイントの方が・・・」って。

あー。ラウンジアクセス権付いてるから、ドリンクはいらないのか・・・

そんな感じで、ここ20年位経験したことのない、緊張感のあるホテルチェックインだった。

例えが難しいが、前日がHolidayInn Expresss泊だったので、その違いのすさまじさを感じている。飛行機でいうなら、ZIP AIRの普通席のフライトで、乗り継ぎ便がJALのファーストクラスみたいな・・・・。

ちなみにアンバサダー会員がインターコンチネンタルに宿泊するとアップグレードが保証されており、今回クラブルームからジュニアスイートにアップグレードされた。

最後にウェルカムレターを頂いたが、こちらは日本語だったので提供されるサービス内容の理解に大変助かった。


早く着きすぎたせいか、部屋の準備にもう少し時間がかかるということで、ウェルカムレターを見ながら待つ。

数分すると部屋の準備ができたということで、ルームキーを渡してくれた。

何とルームキーは木製!(そういえばカタール・ドーハのトランジットホテルで一度見たことがあった)


早速部屋に移動。ちなみに部屋は66階。まっすぐ行って突き当りの部屋です。


フロントの62階から吹き抜けになっていて、開放感がある。


下を見るとラウンジが見える。



部屋の前に到着。気持ちドアが少し大きい気がしました。いざ入室。


うむ。思考が停止するくらいに広い。そして奥のテーブルにはウェルカムフルーツが。

ちなみに手前のテーブルの花は生花。これが五つ星ホテルの実力か!


奥にもう一つ部屋があり、こちらにベッドやら机やらが配置されていた。


机は景色を背にする感じ。街を見下ろしながらデスクワークした方がはかどる気がするが、これが標準なのだろうか。


洗面台


バス&シャワールーム。

タオルとバスソルトが備え付けられている。タオルはお湯を張っても濡れないようにちゃんと設計されていた。真ん中にタブレットとかを立てかけられるようになっているらしい。


ボディソープやシャンプーはボトルで備え付けられていた。

バイレド(BYREDO)という、スウェーデンの高級ブランド。


ちなみにトイレとテレビは2つずつあった。

トイレは1台はウォシュレットを装備。

テレビは2台ともサムソン製。

あ、ちなみにこのインターコンチネンタルが入っているビルは韓国企業が建てたらしいです。

なので、1階はハングル多めな感じだった。

でも洗面台や浴槽はTOTO製だった。

ホテル全体を下界から撮影したのがこちら。


今回宿泊した部屋のざっくりとした位置がこちら


そして66階の部屋から見下ろす景色がこちら。


7階にプールがあり、プールから同じ方向の景色を映すと全然違う。


ラウンジでは14:30~16:30までアフタヌーンティーが楽しめるということなので、再びラウンジに行ってみる。

最初はスタッフについていくだけで精いっぱいだったが、改めてラウンジのある71階に訪れると立派なプレートが。

入室時はカードキーをかざすということなのだが、滞在時はスタッフが入り口にいてチェックしているようで、ドア自体は開けっ放しだった。


アフタヌーンティーのメニュー。

一つ一つのサイズは小さいというスタッフのアドバイスがあったものの、全品頼んだら腹パンになって、夕飯が食べられないという情報もあり、控えめに4品オーダーしてみる。


立体のトレーに出てくるのをイメージしていたのだが、いかんせんオーダーした品数が少なすぎて、ワンプレートになってしまった。

どれも美味しかったです。ハイ

スコーンがサクサクでした。


その後18:00-20:00までカクテルタイムということで、再びラウンジに訪れてみる。

アフタヌーンティーはビジュアル的には失敗だったが、分量的には成功だった。

料理が並んでいるのが目に入ってきたので、セルフのビュッフェ形式だと思い込み、席を取ってたっぷり料理をさらに持って席に戻る。

カクテルタイムとはいえ、料理自体はボリュームがあるものが多いので、確かに夕飯の代わりになるな~って感心する。


席に戻ってしばらくすると、スタッフがメニューを持ってきてくれた。

うぬぅ~。田舎者丸出しではないか!!

勝手が分からないので、恐る恐る2~3品注文してみる。


出てきたのがこちら。まずはココナッツシュリンプ。

写真だとサイズ感が分からないかもしれないが、一口サイズです。

アフタヌーンティーと同じ過ちを繰り返してしまった。。。。


ナチョス


モクテルのHanoi Ted。ジンジャーが効いていて美味しかった。


ちなみに翌日のカクテルタイムでは前日の教訓を無事活かせることができた。
カナッペ全品とナチョス。

スタッフが親切で英語できないのに適度に気を使ってくれる。スタッフおすすめの白ワインを聞いたらシャルドネということで、おいしく頂きました。


いい感じで酔っ払い、部屋に戻ってお風呂入って就寝。

翌日、6:00-10:30で朝食ビュッフェがあるので再びラウンジへ。

すごい静かでいい感じ。


ちなみに62階にある3 Spoonsでも朝食が取れるらしいが、ゴミゴミしている印象だった。


モーニングは予め席にメニューが置いてあった。

Google翻訳を頼りにメニューを見ていたらオムレツに全卵を使ったオムレツと、卵白だけを使ったオムレツをがあることを発見。

意識高い系の人は卵の卵白だけを食べるという噂を聞いた事があるが、事実に遭遇することができてちょっと嬉しくなった。

つたない英語でスタッフと会話をすると、朝食のワンプレートはそれなりにボリュームがあるらしい。フォーがあるということなので、ベトナム名物のフォーと、オムレツと、パンと、スタッフが進めしてくれたレモングラスとエビのご飯をオーダーする。


まずはオムレツ。2泊したので、1回目は全卵のオムレツにして、2回目は卵白のオムレツにした。

味はいいんだけど、見た目についてはもう少し改善の余地があるかな。

全卵のオムレツ

卵白のオムレツ

フォーは牛肉と鶏肉からチョイスできる。今回は牛肉をチョイス。


そして、レモングラスとシュリンプのご飯。


朝食3品は多すぎて残してしまった。

初日のアフタヌーンティーのしくじりを取り返す計画が、夕方になっても腹パンの状態なので、最終日に持ち越しに。

チェックアウト日は16時までのレイトチェックアウトが保証されているため、最終日にアフタヌーンティーのリトライを敢行。

ラウンジアクセス権があると、ラウンジでもチェックインとチェックアウトができてしまうため、気を利かせたスタッフがチェックアウトの手続きを進めてくれる。

部屋の方は一通り荷物は整理したものの、PCが出しっぱなしだったので、どうしようか思案しているとラウンジまで持ってきてくれるという。

もはや手厚いサービスを受けているのか追い出されているのか、若干訳の分からない状態に。

結局整理が終わっているスーツケースは1階に運んでくれることとなり、出しっぱなしのPCはラウンジに持ってきてもらい、部屋に戻る必要が無いように手配してくれた。

んでチェックアウトが無事終わったところで、アフタヌーンティーのリトライを敢行する。

一品ずつが小さいので全品依頼したらシングルセットみたいなものがあるらしい。

んで、出てきたものがコレ。正確には全品ではなく、全体の9割程度が登場している感じ。


ただ、半分くらい食したところで完全に腹パンになってしまった。

これ以上食べると、後続の機内食が食せないどころか、体調を崩しそうなので、自主規制をかける。

航空会社のラウンジもそうだが、まさに欲との戦いだなと思った。

自己を律せないものがラウンジを使うと身を亡ぼす気がした。

あと、今回初めてインターコンチネンタルという高級ホテルのラウンジアクセス権付で宿泊したが、サービスを受ける側もある程度のスキルが求められると感じた。

そういう意味だと、今回の滞在はかなり下手を打ったが、未経験の領域に手を出した(自分の円の外にドットを打ち込む)ことができたことで、いろいろいい勉強になったと思う。

高級ホテルの滞在は自身のマインド向上に役立つので、定期的に活用していきたいと思った。