【セキュリティ事件簿#2023-006】株式会社SEプラス 弊社教育サービスをご利用頂いているお客様への重要なお知らせとお詫びについて(2023/01/25 追加報告) 2023年1月25日


2023 年 1 月 6 日にご報告 (以下「前回ご報告]」 といいます) しました通り、弊社の教育事業サービスにおきまして、弊社のお客様 (法人・個人含む) の一部情報が限定された条件下において閲覧可能な状態にあり、漏えいのおそれがあったごことが判明致しました (以下、「本件」 といいます)。

弊社は、漏えいのおそれがある状態を直ちに是正するとともに、本件につき原因・影響範囲その他の事実を把握するべく、社内調査に加え、第三者機関によるフォレンジック調査を進めてまいりましたが、調査が終了しましたので、調査結果および再発防止に向けた取り組みにつきご報告申し上げます。

なお、本件については既に是正済であり、第三者機関の調査におきましても、悪意のあるユーザーからの不正アクセスその他漏えいの事実は確認されておりません。また、本日、個人情報保護委員会等への報告を済ませております。

改めまして、お客様には大変ご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

1. 漏えいするおそれのあつた個人情報と件数 (※下線は前回ご報告から追加・変更された事項を指します)

件数 : 49,982
個人情報
・会員 ID(一部サービス)
・氏名
・メールアドレス
・バスワード(一部サービスにおける初期バスワード以外は暗号化を確認)
・所属会社名
役職(一部サービスにおいて任意に入力されたもの)
学習履歴(一部サービス)
※学習履歴は記号化されておりますが、データベースを操作して紐づけを行うことで認識可能な状態

2. 閲覧可能であった期間

2022 年 12 月 16 日2022 年 12 月 29 日迄の間、断続的に閲覧が可能な状態(特定の条件下において)

3. 経緯

2022 年 12 月 29 日、お客様より「外部セキュリティ企業の情報漏えいデータ検出ソリューションを利用した調査の結果、当該データを検出した」 旨のご連絡を受け、直ちに社内調査を行った結果、同月 30 日に原因の特定に至りました。その後、2023 年 1 月9 日より第三者機関によるフォレンジック調査を行いました。

4. 原因

第三者機関によるフォレンジックを含む調査の結果、整社従業員の開発用 PC1 台について、複数の条件を全て満たすごとで当該PC 内に設定されているデータベースへの侵入を許すおそれがある状態であったことが確認されております。

5. 現在の状況

データの閲覧が可能な状態はすでに是正済みであり、第三者機関によるフォレンジック調査の結果、悪意のあるユーザーからの不正アクセスその他漏えいの事実は確認されませんでした。また、本件につき必要な関係各所への報告は完了しております。

6. 再発防止策

現在再発防止策として下記の対策を進めておりますが、新たに外部セキュリティ会社等の専門機関に相談しつつ、追加の対策も速やかに検討、実施してまいります。

(1)情報セキュリティ教育の強化

(2)確認・チェック機能の強化、各種権限の見直し

(3)現状の開発運用方針を見直し、代替手段へ移行

改めまして、お客様にはご心配をおかけする事態となかりましたことを深くお詫び申し上げます。ごの度の事態を真統に受け止め、再発防止策を講じるとともに個人情報の取り扱いに対して厳重な管理を徹底し、更なる情報セキュリティ強化に取り組み、再発防止に努めてまいります。

併せて、弊社サービスをご利用のお客様におきましても、報告書を提出済です。

この度は、お客様ならびに関係先の皆様へ多大なご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。