2022年10月25日、画面表示を最適化するサービスを提供する株式会社ショーケース(東京都港区六本木一丁目9番9号。以下「ショーケース社」といいます)より、同社のシステムが不正アクセスによる改ざんを受けた旨の公表がありました。
ショーケース社公表:https://www.showcase-tv.com/pressrelease/202210-fa-info/
弊社では、運営する「e-ca公式サイト」において同サービスを利用しており、お客様のクレジットカード情報(15名)が漏洩した可能性があることが判明いたしました。
お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
なお、個人情報が漏洩した可能性のあるお客様には、2022年10月25日より、電子メールおよび電話にてお詫びとご説明を個別に差し上げております。
本件に関する概要につきまして、下記の通りご報告いたします。
1.経緯
2022年7月28日、ショーケース社から、同社システムへの不正アクセスの影響から、弊社サイトを利用したお客様のクレジットカード情報の漏洩懸念について連絡を受け、2022年7月28日に同社システムとの接続を解除し、2022年8月31日弊社が運営する「e-ca公式サイト」でのカード決済を停止いたしました。 2022年11月11日、当社における第三者調査機関による調査が完了し、2022年7月24日~2022年7月26日の期間に「e-ca公式サイト」で入力されたお客様クレジットカード情報が漏洩した可能性があることを確認いたしました。 以上の事実が確認できたこと、および後記「4.公表が遅れた経緯について」記載の事情から本日の発表に至りました。
2.個人情報漏洩状況
(1)原因弊社がe-ca公式サイトにて利用しているショーケース社のサービスが第三者により不正に改ざんされたため。
(2)個人情報漏洩の可能性があるお客様2022年7月24日~2022年7月26日の期間中に「e-ca公式サイト」においてクレジットカード情報の入力をされたお客様15名で、漏洩した可能性のある情報は以下のとおりです。・クレジットカード番号・有効期限・セキュリティコード
上記に該当するお客様については、別途、電子メールおよび電話にて個別にご連絡差し上げております。
3.お客様へのお願い
既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏洩した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。 お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のカード会社にお問い合わせいただきますよう、併せてお願い申し上げます。なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。
4.公表が遅れた経緯について
2022年7月28日の漏洩懸念発覚から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことについて、疑いがある時点でお客様にご連絡し注意を喚起差し上げることも検討したところではございますが、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、発表は調査会社の調査結果、およびショーケース社並びにカード会社等との連携を待ってから行うことに致しました。今回の発表まで時間を要したことについて、お詫び申し上げます。
5.再発防止策ならびにe-ca公式サイトにおけるクレジット決済の再開について
弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、より一層のセキュリティ対策の強化を行い、再発防止を図ってまいります。
e-ca公式サイトにおけるクレジット決済の再開につきましては、決定次第、改めてWebサイト上にてお知らせいたします。弊社は、今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2022年8月1日に報告済みであります。また、本件はショーケース社から所轄警察署に2022年8月5日被害申告しており、弊社としても今後捜査に全面的に協力してまいります。