静岡県は、2024年5月9日、生活排水課の職員が有識者10名の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したと発表しました。この職員は5月2日に在宅業務のためUSBメモリを自宅に持ち帰りましたが、翌3日の朝に紛失に気づきました。
紛失したUSBメモリには、下水道業務に関連する有識者10名の氏名や住所が含まれていました。職員は警察と交通機関(JR)に遺失物の届け出を行い、有識者にも電話で事情を説明し謝罪しました。
現時点で個人情報の流出は確認されていませんが、静岡県は今回の事態を受けて、個人情報を含むデータの持ち出しに関する規則を再確認し、セキュリティの高い方法での情報取り扱いを徹底するとしています。特にやむを得ずデータを持ち出す場合には、モバイルパソコンやデータ送信システムの活用を推奨しています。