都立小石川中等教育学校において、個人情報の漏えいが発生しました。
関係の皆様には、多大な御迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫びを申し上げます。今後、再発防止を徹底してまいります。
1 事故の概要
同校主任教諭が、令和6年4月3日(水曜日)にMicrosoft Teams(以下「Teams」という。)にアップロードした同校生徒151名分の進路アンケート調査結果が、令和6年4月5日(金曜日)現在、閲覧できる状態となっていた。
(1) 確認日 令和6年4月5日(金曜日) 午後4時30分頃
(2) 閲覧できる状態となった個人情報
151名分の進路アンケート調査結果(クラス、名前、文理の志望の別、第一志望大学(国公立か私立か)、第一志望大学から第三志望大学までの大学名、学部、学科名、マーク模試で受験する科目、記述模試で受験する科目)
2 事故の経緯
(1) 令和6年3月13日(水曜日)、同主任教諭は、令和6年5月に実施予定である外部模試の受験に際して必要となる進路情報を収集するため、5年生の全生徒に対して、教員及び生徒共有のアカウントで、Microsoft Formsにより回答する進路アンケートを実施した。
(2) 令和6年4月2日(火曜日)、同主任教諭は、教員及び生徒共有のアカウントで、同アンケートを集計してExcelファイルを作成し、同ファイルを保存するとともに、他の担当教員に送信した。
(3) 令和6年4月3日(水曜日)午後2時30分頃、同主任教諭は、Teamsに同ファイルをアップロードした。
(4) 令和6年4月5日(金曜日)午後4時30分頃、生徒のうちの1名が、同アンケート調査結果が閲覧できる状態であることに気付き、別の教員に相談したことから、事実が発覚した。
※ 学校からは、同アンケート調査結果を閲覧した生徒がいないことの報告があった。
3 事故発生後の対応
令和6年4月5日(金曜日)午後5時頃、同教員から連絡を受けた同主任教諭は、情報拡散を防止するため、Teamsにアップロードされている同ファイルを削除した。
現在のところ、同ファイルの外部への流出等、二次被害等の報告は受けていない。
4 生徒及び保護者への説明及び謝罪
(1) 令和6年4月16日(火曜日)、該当の生徒・保護者に対し、経緯の説明と謝罪を行った。
(2) 同月17日(水曜日)、全学年保護者に対し、経緯の説明と謝罪を記載した通知文を発出した。
5 再発防止について
今後、個人情報を厳正に管理するとともに、教職員に対して情報セキュリティの教育・指導を徹底していく。また、Teamsの適正な運用について、指導を徹底していく。
全都立学校長に対しても、個人情報の取扱い等について再度周知徹底を図っていく。