【セキュリティ事件簿#2024-185】大東文化大学 学生の個人情報の漏えいのおそれがある事案の発生について 2024/5/17

大東文化大学
 

2024年3月27日にホームページに第一報をお知らせしたように、この度本学の非常勤講師(以下、非常勤講師)より、所有するパソコンが外部からの不正アクセスを受け、個人情報が漏えいしたおそれがある旨の報告を受けました。

現時点において、本事案に関わる被害報告等は受けておりませんが、今回の事案により学生・保護者並びに関係各位に対して多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申しあげます。

1. 事象

非常勤講師が自宅において、自身の所有するパソコンを使用中にウィルスに感染した旨のアラートが表示され、アラートの後に続いて表示されたウィルス対策のサポートセンターの連絡先が正規のサポートと思い込み電話をし、その指示に従うことにより自身のパソコンへの不正アクセスを許してしまいました。

結果として、非常勤講師がサポート詐欺と気づきネットワークを遮断するまでの約2時間パソコン内のデータにアクセスできる状況が発生しておりました。

その後、非常勤講師は警察への被害届や関係先への報告等をおこない、本学にも本事案の第一報がございました。

2.漏えいしたおそれのある個人情報

上記1のパソコンに保存されていた非常勤講師が担当する2023年度板橋校舎開講1科目分の履修情報等のデータ

(1)対象件数:在籍学生69人分(2024年3月卒業者も在籍学生に含む) 

(2)対象項目:氏名、学籍番号、大学から付与したメールアドレス、成績に関する情報

3. 本件への対応

個人情報が漏洩したおそれのある学生に対し、上記2-(2)の個人情報が漏えいした可能性に関するお知らせとお詫びについてメール配信するとともに、不審なメール等に注意するよう注意喚起並びに本事案に対する相談窓口の周知をおこないました。

4. 再発防止策について

教職員に対して本事案を共有し、同様の手口による不正アクセス防止のため資料をポータルサイト上で配付し周知徹底をおこない、今後も継続的に情報セキュリティに関する注意喚起及び啓蒙活動を実施してまいります。

本学では、今回の事態を重く受け止め、より一層、個人情報の保護の適切な管理に努めてまいります。

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