Zscalerの障害(2022年10月)


2022年10月のZscalerの障害により、ユーザーは接続断、パケットロス、通信遅延の被害を受けました。

この障害は、2022年10月25日米国東部時間火曜日の午前8時頃に発生し、Twitter上でZscalerの一部の顧客は「ハードダウン」していると主張し、他の顧客は、激しい遅延とパケットロスを経験していると伝えています。


ある情報筋は、「内部メンテナンスプロセス」がProxyサーバーに大規模な混乱を引き起こし、今回の障害につながったことを共有しました。

同日12:26PM、Zscalerは、この障害は「zscalertwo.net Cloud」の問題によって引き起こされたことを認めました。

「この問題は軽減されました。現在、クラウド全体のアクティブヘルスチェックを行い、状況を監視しています。」とZscaler Trustのインシデントレポートには記載されています。

Zscalerは、障害に関する次の声明を共有しました。

「Zscalerのクラウドセキュリティプラットフォームは、パフォーマンスと耐障害性を最適化するために複数の分散型クラウドを使用して構築されています。今回の問題は、複数のクラウドのうちの1つと、そのクラウド内で提供されているZscalerのサービスのうちの1つだけに影響を与えました。そのクラウドや他のクラウドで他のZscalerのサービスを利用しているお客様には影響はありません。また、影響を受けたお客様とは密接に連携しています。PDT午前9時の時点で、大半のお客様は完全に復旧しており、検証後のチェックは30~60分以内に完了する予定です。」