マイクロソフトの主力クラウドサービスが、アジア太平洋地域でダウンしていたことが明らかになりました。
12月2日の発表によると、「我々の最初の調査では、我々のサービスインフラが最適なレベル以下で機能しており、その結果、一般的なサービス機能に影響を及ぼしていることが判明した」と述べられています。
この問題により、Exchange Onlineのユーザーは、サービスへのアクセス、メールやファイルの送信、マイクロソフトが「一般的な機能」と説明する機能の利用ができなかった可能性があります。
Teamsへの影響は以下の通りです。
- 会議のスケジュール設定や編集、ライブ会議において問題が発生する可能性があります。
- People Picker/検索機能が期待通りに動作しない可能性があります。
- Microsoft Teamsの検索ができなくなる可能性があります。
- Microsoft Teams の [割り当て] タブが表示されない場合があります。
メッセージング、チャット、チャンネル、その他のTeamsの主要なサービスは利用できたようです。
Microsoftは、何が問題なのか分かっていないようです。
「関連する診断データの分析を続ける一方で、影響を受けたインフラのサブセットを再起動し、それによってサービスが復旧されるかを確認しています」と、最初のステータス通知から17分後に投稿された更新に記載されています。
また、別のアップデートでは、次のような情報が提供されています。
弊社では、影響を受けたシステムのごく一部の再起動に成功し、サービスが復旧するかを確認しています。監視を続けながら、根本的な原因の把握に努め、他の潜在的な緩和経路を開発する予定です。
マイクロソフトの報告によると、この問題は "アジア太平洋地域内のすべてのユーザーに影響を与える可能性がある "とされています。