サクソバンク証券の2023年大胆予測

 

今年、サクソバンク証券の口座を開設して取引を行っている。

国内ではあまりメジャーな証券会社ではないが、S&P500のCFDや先物等、国内の証券会社では取り扱っていない商品を扱っている。

先日、無料会場セミナーの案内が来たので行ってみた。

結構長い事続いている、毎年恒例のイベントらしい。

セミナーの内容についてはリンクを参照いただきたい。

大胆予測なので、アタリを狙ったというよりは、極端なケースの紹介で、「こういったケースも踏まえてポートフォリオを考えましょう」といった趣旨のセミナーだった。

ただ、前回の大胆予測は幾つか現実化したようなことを話していた。

その一つがGAFAMへの逆風で、大胆予測ではFacebookの株価が30%下落する可能性を謳っていたが、実際に70%も株価が下落した。

そんな訳で、今回ももしかしたら当たるかもしれないという気持ちで聞いていた。

ロシアのウクライナ侵攻により、戦時経済というのが一つのテーマになっている。

ロシアのウクライナ侵攻の原因の一つはエネルギー問題とも言われているが、ESGの観点からも化石燃料からの脱却や、環境負荷を与える畜産辺りは今後トレンドになっていくのかと感じた。

とくにヨーロッパはこの辺の考え方が進んでいるらしい。どこかの国が食肉生産禁止を打ち出したら大ニュースになるかもしれないので、今の内から心の準備しておかなければならない。

また、金については上昇する要素がいくつかある。

ロシアがウクライナに対して核ミサイルをぶっ放すと金価格は暴騰する可能性がある。

また、中国が台湾に侵攻した場合も金価格は暴騰する可能性がある。

金に全てを賭ける必要はないが、ポートフォリオに少し金を混ぜておくことはとても重要と感じた。

また、ドル円もこの先どうなるかは分からないが、最悪200円/ドルは覚悟しておく必要があると感じた。

だからと言って、FXで全力投球すると爆死するだけなので、ドルコスト平均法でコツコツとドルを蓄えていくのが良いと感じた。

セミナー後に懇親会があり、担当者にいろいろ要望を伝える機会があったが、サクソバンク証券は2020年にセキュリティインシデント(情報漏えい)を起こし、それに起因して金融庁から業務改善命令を受けている。

現状は顧客要望の対応よりも業務改善命令の対応が優先されてしまっている感じがした。

それでも日本国内ではオンリーワンのサービスがあるので、すごいなぁと思った。

早く業務改善命令の対応を終えて、顧客満足度向上のための施策をどんどん打っていって欲しいと思った。