観光庁、旅工房のGo Toトラベル参加を停止
観光庁は、今後開始予定のGo To トラベル事業に、旅工房の参加を停止すると発表した。
旅工房は、宿泊の実態が伴わない契約であるにも関わらず、給付金2億8,336万円の申請を行い、地域共通クーポン1億2,145万5,000円分の発行を受けた。このうち9,363万9,000円分を使用した。給付金の給付は受けていない。
ホテル運営会社のJHATやミキ・ツーリストとともに不正に関与した、ジャパンホリデートラベルに宿泊施設の手配業務を委託し、同社が手配を実施した。事務局の調査によると、本来は20,240人泊分の宿泊がされるべきところ、少なくとも11,014人泊分の宿泊が行われていなかった。
また、使用した地域共通クーポンの全額を法人顧客や宿泊者に渡さず、本来は利用できないリネンや清掃代として宿泊施設7軒で使用していた。不適切な使用分は返還を求める。