"Leet"という言葉をご存じだろうか。leet(リート、1337、l33t)は、主に英語圏においてインターネット上で使われるアルファベットの表記法である。leetspeak(リートスピーク)とも呼ばれる。
leet は、英語の elite(エリート)が eleet に変化し、さらに語頭の e がとれてできた俗語である。日本ではハッカー語と呼ばれることもある。
たとえば、「Warez」という語を leet で表記すると、「W@rez」や「W4r3z」などとなるように、一部のアルファベットを形の似たアラビア数字や記号などに変化させる。
表記法は、「for」や「to」をそれぞれ似た発音の「4」や「2」で代用したり、同様に「you」を「u」と置き換えたり、複数形の「s」を「z」に変えたり、「cks」または「ks」で終わる単語を「x」に差し替えたり、故意に綴りを誤って表記したり、大文字と小文字を混在させたりするなど、多様である。
leet は遊び心で行われる他に、警察や著作権関連機関または初心者(ニュービー)などの検索を回避する目的で使われることもある(むしろそちらのほうが由来、とするほうがあたっているかもしれない)。
日本では、一部でメールアドレスやオンラインゲームのキャラクター名などに leet が用いられる場合がある程度であり、広く認知されているとはいえない。これは、一般的に英語で文書を記す機会が少ないからである。
ネットコミュニティ上だけでなく、「P2P」(Peer to Peer) や「B2B」(BtoB、企業間取引)のように、実社会で広く使われる語もある。ただし、これらは音声的類似による表記であり、文字的類似による表記である leet とは異なるとすることもある[1]。これらに限らず、略称で前置詞「to」や「for」を「2」や「4」に置き換えている例は多い。
出典:Wikipedia
という訳で、日本ではあまりなじみのないleetだが、とあるセミナーでleetコンバーターを知ったので、紹介したい。
Universal Leet (L337, L33T, 1337) Converter
ちなみに最近システム障害が伝統芸にりつつある某みすぼらしい銀行はleetで表現すると下記となる。
m1zuh0 b4nk, l7d.