サイバークライムの被害額は約660兆円を超え、日本のGDPを超えているらしい(転載)

サイバークライム:
サイバーセキュリティ人材底上げには、キャリアパスや給与水準の具体的情報が効果的
 

サイバークライム。インターネット等のサイバー空間での詐欺、脅迫、ハッキング等の犯罪は、近年増え続けてきており、コロナ禍の中で更に飛躍的に増えて、その額は年間で6兆ドル、日本円で約660兆円になった模様です。その額たるやGDPで比較すると、アメリカ、中国に次ぐ規模で、日本のGDPよりも大きい状況です。いやはやなんとも。驚きです。数字というのは分かりやすい概念で、どんなにサイバークライムが増えたと云われても、日本のGDPよりも大きく、中国に次ぐ経済圏だと説明されると、その実感が違います。もちろんこの数字は推計で、本当のところは分からず、恐らくインフレ(水増し)されているのですが、それでも驚きです。

日本はデジタル庁とかやっと始まったばかりですが、サイバー領域は軍事領域としても、恐らく陸海空に次いで宇宙と並ぶ、或いはそれ以上に重要な領域なので、日本はもっともっとこの領域に注意を払うべきだと思います。日本の海洋資産は膨大で、これは宝の持ち腐れ。サイバー領域は、元来得意そうなのですが、ここも投資というか注意が少なすぎ。情けないですね~。